基本情報
- 所属
- 学習院大学 文学部 ダイバーシティ推進準備室 教授(有期)
- 学位
- 修士(政治学)(1998年3月 同志社大学)博士(文学)(2008年3月 大阪大学)
- J-GLOBAL ID
- 200901014050497762
- researchmap会員ID
- 5000051301
研究キーワード
20主要な経歴
19-
2026年4月 - 現在
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2022年6月 - 2026年3月
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2019年4月 - 2022年3月
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2016年10月 - 2017年3月
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2013年4月 - 2016年3月
学歴
5-
2002年4月 - 2008年3月
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1998年4月 - 2002年3月
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1996年4月 - 1998年3月
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1992年4月 - 1996年3月
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1989年4月 - 1992年3月
委員歴
7-
2025年10月 - 2026年3月
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2024年4月 - 2026年3月
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2022年6月 - 2026年3月
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2022年6月 - 2024年3月
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2019年4月 - 2022年3月
主要な論文
18-
第26期女性学講演会記録集「戦争とジェンダー:〈日常〉と〈非日常〉を貫く軍事主義と女性の主体性」 26 19-36 2023年3月 招待有り
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社会科学 51(3) 31-55 2021年11月 査読有り本稿は,1900年以降に全国的に大流行したストライキ節(東雲節)に関する史料の検証を通じて,娼妓や芸妓にとっての自由廃業運動の意義について考察するものである。 ストライキ節の発祥地については,これまで熊本か名古屋だと論じられてきたが,本稿では,東京が発祥の地であったことを明らかにした。また,先行研究では添田啞蟬坊ら演歌師がストライキ節を流行させたと論じられてきたが,本稿では,演歌師ではなく娼妓や芸妓ら無名の女性たちがストライキ節の流行の主要な担い手であったことを指摘した。 ストライキ節は娼妓や芸妓らによる性の自由を求める表現であり,その声こそが自由廃業運動を根底で支えた原動力であった。
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キリスト教社会問題研究 (69) 31-60 2020年12月 査読有り本稿では、イギリスの廃娼運動家・モーリス・グレゴリーの来日(1911〜1912年)に焦点を当て、日本の廃娼運動の全国組織である廓清会が万国廃娼同盟会に加盟した経緯について論じる。特に、グレゴリーが来日の約22年前にクエーカーのクリスチャンとしてインドのボンベイで『アジアの旗』を刊行し始めた頃から、イギリス帝国と日本の近代公娼制度の関係に関心を持ち、それをアジアのイギリス領におけるアヘン取引問題との関連において捉えていたことを明らかにする。
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キリスト教社会問題研究 (68) 35-60 2019年12月 査読有り本稿では、自由廃業運動の初期の頃の救世軍の日英関係に着目し、同運動における意思決定の経緯や役割分担について明らかにするため、イギリスの救世軍万国本営が発行していた4つの機関誌の日本関係記事を日本側の史料と照らし合わせて検証した。イギリスから来日した救世軍の司令官が日本での婦人救済所設置を決めた背景として、同司令官が来日前に深く関与したセイロン島では、すでに救世軍が婦人救済所を設置していたことを明らかにした。
主要なMISC
32-
部落解放 (856) 86-87 2024年6月 招待有り
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キリスト教社会問題研究 (70) 1-31 2021年12月 査読有り
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キリスト教社会問題研究 (70) 149-187 2021年12月 査読有り本稿は、同志社大学人文科学研究所の小澤三郎旧蔵史料に含まれている自由廃業運動史史料を紹介する連載の第二回目である。今回は、一連の自由廃業訴訟の中でも最も重要な位置を占める娼妓の前借金をめぐる貸金請求事件についての史料の内容を紹介し、当該事件の社会的背景と意義について解説した。 娼妓・大熊きんとその自由廃業を支援する者たちが、彼女の廃業後の前借金返済を請求する楼主に対して、前借金制度は人身売買でありその返還請求が不法であることをどのように示そうとしたのかを明らかにした。
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キリスト教社会問題研究 (69) 91-129 2020年12月 査読有り本稿は、同志社大学人文科学研究所の小澤三郎旧蔵資料に含まれている自由廃業運動史史料を紹介する連載の第一回目である。「自由廃業の父」と呼ばれたユリシーズ・グラント・マーフィー(モルフィ)が自ら所蔵していた裁判関連史料のうち、今回は、マーフィーが最初に手がけた自由廃業訴訟である佐野ふでの事件についての史料と、佐野の直筆の手紙を紹介し、本事件の概要について解説する。平田平三、木庭利器三、大儀見元一郎、松田順平の本事件への関与についての史料も紹介する。
主要な書籍等出版物
25-
同志社大学人文科学研究所 2021年11月性は、個人的でありながら政治的なものである。人々が誰とどのような性的関係を持つかは、その時代の法によって制限されるが、性の自由を奪う政策に抗う動きも同時に見られた。この連続講座では、性の売買と性病管理政策の問題を中心に、日本、ヨーロッパ、アメリカの〈性の管理〉の歴史について論じた。 戦前の日本では、公娼制度と呼ばれる政策のもとで、性の売買の場は遊廓のみが合法とされ、公娼以外の娼婦(私娼)は厳しい取り締まりの対象となった。本講座では、その近代日本の公娼制度の概要を紹介し、公娼にされた女性たちが遊廓をどのような場として捉えていたかを彼女たちの唄の内容から分析した。(第1回)また、公娼制度下の戦前の日本において、他国の公娼制度が当時の知識人たちにどのように認識されていたかを紹介した。(第2回) 日本の近代公娼制度の問題は、異なる国や異なる時代における〈性の管理〉との比較によって、いっそう明確になる。19世紀末から20世紀にかけて、帝政期ドイツは、性をめぐって多様な言説や運動が現れ、重層的な対立を引き起こしていた時代である。国家や科学の権力は性の領域でどのように作動したのか。またそれに対してどのような対抗的動きが現れたのかを明らかにした。また、ハプスブルク帝国の中心的都市における娼婦や娼家の様子、売春に対する社会の主流の考え方を紹介し、第一次世界大戦後に、帝国の崩壊に伴って誕生した新生国家チェコスロヴァキアでみられた劇的な状況の変化の原動力が何であったかを検証した。第二次世界大戦後からアジアに駐留してきた米軍の動きは日本とも関係が深いが、米軍が韓国政府とともに基地周辺の「基地村」の性産業を管理した経緯と、「基地村」の女性たちの経験について紹介し、米軍よる〈性の管理〉について考察した。(第3回)
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大阪大学文学研究科・発行 2017年12月 (ISBN: 9784908326035)〈人の移動〉に関連するテーマに取り組む日本研究者が、学際的共同研究の可能性を探る場として開催した「グローバル日本研究国際シンポジウム 開く日本・閉じる日本―「人間移動学」事始め」の成果論文集。
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大阪大学出版会 2017年1月 (ISBN: 4872595602)日本における公娼制度とその存廃をめぐる議論の歴史を、徹底的な史料の裏付けのもとに再検討、学術的に、世界史的な視野から捉え直した。近代公娼制度が帝国の軍隊を維持するための性病対策であったことを重視し、それに関する「衛生」論が、階層を問わず、当時の人々に広く浸透していった経緯を明らかにした。廃娼運動が進められていく過程で形作られた家族観や、娼婦への人権侵害に関する議論の時代的変化についても詳述した。
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柏書房 2015年7月 (ISBN: 4760146180)戦前の日本の中等教育において、人体についての知識がどのように教えられていたのかを、明治期以降、敗戦までに発行された88冊の生理衛生教科書を史料として検証したものである。男子用の教科書では「人種」の違いが、女子用の教科書では性差が、それぞれ強調される傾向にあったことを明らかにした。また、その「人種」や性差の優劣を測る指標自体が歴史的に変化し、本質主義的な人体観が定着していった過程を示した。戦争による帝国の拡大を時代的な背景として、人体をめぐる科学教育が政治的な意味を持っていたことを明らかにした。
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大阪大学出版会 2015年4月 (ISBN: 4872594320)本稿は、満洲で最も影響力の強い新聞であった『満洲日報』を史料として、満洲国建国前後の満洲に移動した「モダンガール」(〈踊る女〉)の表象の変遷について分析したものである。本稿のねらいは、満洲国が掲げた「五族協和」の理想と、満洲に移動した人々の暮らしの実態との乖離を、史実に即して具体的に示すことである。ダンスは、当時の満洲のハイブリッド性を象徴する文化であり、ダンス排撃運動が広まった経緯をたどることによって、日本人社会が排外性と「国粋」主義を強めていった過程を明らかにした。
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法律文化社 2015年1月 (ISBN: 4589036509)敗戦後、日本の歴史上初めて国会に登場した女性議員たちによって売春防止法が制定されるにいたった経緯を、『全日本婦人議員大会議事録』と国会議事録を主たる史料として検証した。売春防止法が制定された1956年は「婦人参政10周年」であったが、女性議員は国会の少数派であるため、売春防止法を成立させるために、重要な論点においても妥協を重ねることになった。本稿では、その経緯を明らかにし、売春防止法の意義と限界について、歴史的な観点から指摘した。
主要な講演・口頭発表等
53-
持続する暴力、繋がる声たち:研究叢書発刊記念国際会議『帝国の性管理の歴史と日本軍「慰安婦」問題』ブックトーク 2026年3月27日 招待有り
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パネル Haunting Japanese Colonial Legacies: Gender, Sexuality, and Transnational Decolonization in Postwar South Korea and Japan 2026年3月13日 招待有り
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European Association for Japanese Studies 2025年9月21日
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公開合評会・宋連玉著『植民地「公娼制」に帝国の性政治をみる-釜山から上海まで』を読む 2024年2月11日 JSPS科研費23K01773基盤研究(C)「近代日本の炭鉱・監獄・遊郭・ハンセン病施設での労働のインターセクショナリティ研究」(研究代表者:徐阿貴)、 JSPS科研費22K12655基盤研究(C)「帝国の人身売買問題と廃娼派キリスト教徒のグローバルなネットワーク」(研究代表者:林葉子)
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2023 AAS-in-Asia Conference in Daegu 2023年6月24日 The Association for Asian Studies (AAS) in Asia
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学術講演会 「ジェンダー化された帝国日本の周縁 インターセクショナリティの視座から」 2022年12月7日 「帝国とジェンダー」研究会(代表:林葉子)インターセクショナリティの視点が切り拓く〈帝国とジェンダー〉についてのあらたな視座について解説し、帝国の周縁に置かれた人々—獄中の人々、娼婦、炭鉱労働者、ハンセン病患者・回復者、地域の女性たち—の歴史的経験について再検証した。
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The Twenty-fourth Asian Studies Conference Japan(ASCJ) 2022年7月3日Session 41: Confined but Illuminative Marginality in the Japanese Empire: Perspectives from Prisons, Hansen’s Disease Sanatoriums, Licensed Prostitution Quarters, and Coal Mines Organizer: Kazumi Hasegawa, Nagoya Gakuin University Chair: Akwi Seo, Fukuoka Women’s University Discussant: Curtis Anderson Gayle, Waseda University
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人文科学研究所公開講演会(第94回)「キリスト教信仰に基づく女性支援の歴史-かにた婦人の村の半世紀-」 2019年10月8日
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IFRWH Conference 2018 2018年8月10日 International Federation for Research in Women's History
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Berkshire Conference 2017 2017年6月4日This presentation analyzed international emancipation movements for Japanese prostitutes that took place around 1900. In the late 19th century Japan, although movements against licensed prostitution had begun, there was a lack of concrete methods on how to rescue licensed prostitutes being treated like sex slaves. This presentation was based on the following historical materials: books by U. G. Murphy, Japanese and British periodicals of the Salvation Army, Japanese periodicals of Woman’s Christian Temperance Union, and Japanese newspapers. This introduced types of international efforts made for these movements, and how the situation of Japanese prostitutes changed. The aim of this presentation was to analyze the definition and limitations of these movements and to further the current discussions regarding the history of sex-slavery issues.
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International Conference ‘Women’s Histories: : the Local and the Global’, International Federation for Research in Women's History & Women's History Network 2013年8月31日
主要な教育業績(担当経験のある科目)
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女性学 (神戸女学院大学)
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女性史 (甲南女子大学)
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基礎セミナー:ジェンダー・セクシュアリティと近現代社会 (名古屋大学)
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歴史学特殊講義 (神戸市外国語大学)
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ジェンダー学 (名古屋大学)
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ジェンダー・セクシュアリティと市民社会 (同志社大学)
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教育文化学演習 (同志社大学)
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人文・社会科学からみた共生 (同志社大学)
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人権教育論 (同志社大学)
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日本学演習 (大阪大学)
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女性学・男性学 (京都文教大学)
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学際領域研究入門 (大阪大学)
主要な所属学協会
9共同研究・競争的資金等の研究課題
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2026年4月 - 2031年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2026年3月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2022年4月 - 2026年3月
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名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ ジェンダー研究集会助成金 2022年5月 - 2022年12月
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日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2018年4月 - 2022年3月
学術貢献活動
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企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ 2023年10月22日 - 2023年10月22日
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企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ 2023年9月22日 - 2023年9月22日



