研究者業績

滝川 一廣

タキガワ カズヒロ  (Kazuhiro Takigawa)

基本情報

所属
学習院大学 文学部 心理学科 教授

J-GLOBAL ID
200901077912427480
researchmap会員ID
5000058041

MISC

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書籍等出版物

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  • 佐藤 幹夫, 人間と発達を考える会, 西 研, 滝川 一廣, 小林 隆児
    日本評論社 2013年 (ISBN: 9784535563100)
  • 滝川 一廣
    日本評論社 2013年 (ISBN: 9784535804333)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:第1章「施設における心理臨床」)
    福村出版 2012年12月
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「発達をどのように見るのか」)
    医学書院 2012年2月
    児童・青年期の臨床にこれから携わろうとする人たちに対して臨床的な要所を示す指南書
  • 滝川 一廣
    日本図書センター 2012年 (ISBN: 9784284304498)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「成人期の広汎性発達障害とは何か」)
    中山書店 2011年11月
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:)。「自閉症と言葉の発達」の章を執筆(127~163頁))
    東信堂 2011年5月
    東大大学院「多分野交流演習」での講義集(松永澄夫編)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「子どもとの心理療法(個人療法)」)
    金剛出版 2008年5月
    児童青年期精神医学の教科書。「子どもとの心理療法(個人療法)」の章を執筆。遊戯療法を中心に基礎的なところから論じたもの。とくに現在大きな課題となっている発達障害への遊戯療法について詳述した。共著者:中根晃、牛島定信、村瀬嘉代子、中井久夫、ほか多数(257 ~ 281頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「発達障害をどう捉えるか」)
    批評社 2008年4月
    発達障害概念の再検討を試みる論集の「発達障害をどう捉えるか」の章を執筆:発達障害という診断分類のもつ問題点とその脳障害論の問題点を分析した論考。共著者:松本雅彦、高岡健、衣笠隆幸ほか8名(44 ~ 56頁)
  • 滝川 一廣, 伊藤 直文
    日本評論社 2007年 (ISBN: 9784535562394)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「情動・言葉・関係性」)
    医学書院 2006年5月
    かつて自閉症の研究者であり、現在、認知症の臨床の先端を切り拓いている小澤勲の対談を中心とした書。「情動・言葉・関係性」の章で対談。共著者:小澤勲、田口ランディ、向谷地生良、瀬戸内寂聴、西川勝、出口泰靖、天田城介(28頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「生活や社会をどうまもるか」)
    洋泉社 2004年10月
    心神喪失や心神耗弱の刑の減軽を定めた刑法三九条は削除すべきかどうかを巡って、その賛否を学際的に論じた書。「生活や社会をどうまもるか」の章を執筆。精神障害者の実際の判決がどうなんっているか、再犯率はどうかを分析しながら、私たちが社会や生活をより安寧なものするためにはどのような選択や方法が必要かを論述。執筆者:呉智英、佐藤幹夫、佐藤直樹、小谷野敦、橋爪大三郎、浜田寿美男、福島洋明、林幸司、 (165~193頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「心理療法の基底をなすもの」)
    日本評論社 2004年7月
    ロジャーズのクライエント中心療法の現代的意味についての論文集。「心理療法の基底をなすもの」を分担。心理療法の一般的な視野のなかで支持的心理療法の本質についてロジャーズの技法を取り上げながら論述。共著者:村瀬孝雄、村瀬嘉代子、伊藤義美、岡村達也、飯淵久美子、保坂享、近藤輝行、久野徹、近藤邦夫、羽間京子、岡昌之、小林孝雄、菅村玄二、浅井直樹、村山正治、末武康弘、諸富祥彦、(175~188頁)
  • 滝川 一廣
    金剛出版 2004年 (ISBN: 9784772408479)
  • 滝川 一廣
    筑摩書房 2004年 (ISBN: 9784480059956)
  • 滝川 一廣 (担当:共著)
    日本評論社 2003年10月
    ピネル、シャルコーからラカン、ベックにいたるまでの精神医学および臨床心理学の泰斗の業績を分担執筆で描き、「こころの科学」の成立と発展を歴史的に展望。「フロイト」の章:フロイトの理論をその成立の社会的文化的背景と照らし合わせながら検討し、その現代的意義および批判点を考察。共著者:酒井明夫、森山成彬、江口重幸、西丸四方、佐藤哲哉、松本雅彦、野田俊作、山口成良、北西憲二、田中康裕、関忠盛、大橋秀夫、吉田敬子、青木省三、鈴木國文、坂野雄二 (69~92頁、計24頁)
  • 滝川 一廣, 佐藤 幹夫
    洋泉社 2003年 (ISBN: 9784896917024)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「こころに掛かっていること」)
    岩波書店 2001年3月
    現代人の心的な状況や課題を精神医学者らが論じた一般書。「こころに掛かっていること」の章:児童虐待や異常犯罪事件への強い社会的関心と、こころの傷や被害者性への人々の過敏さとの関連性を考察し、現代社会における近代的人間観の煮詰まりを示唆。共著者:成田善弘、なだいなだ、平松園枝、山中康裕、石附 敦、小林 司、鈴木 茂、中井久夫、香山リカ、(新書判 189頁中 177~189頁 計13頁)
  • 滝川 一廣, 佐藤 幹夫
    洋泉社 2001年 (ISBN: 4896915305)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「いじめを考え(あぐね)る」)
    1999年10月
    精神医療81巻5号(1994)の特集に手を入れて本としたもの。「いじめを考え(あぐね)る」の章を執筆:現在のいじめの特徴的な構造を現代の社会的文化的な状況との関係において考察し、従来の(古典的な)いじめとはどう変化してきたのか、またその変化がなにによってもたらされたのかを分析。また、そのような現代固有の構造や背景の理解をぬきにした「いじめ対策 」の無効なわけを述べた。共著者:河合 洋、斉藤万比古、生村吾郎、門真一郎、斉藤慶子、関口博久、高岡 健(129~144頁 計16頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「学校の〈死〉と〈再生〉」)
    世織書房 1999年9月
    日本教育学会57回大会(1998)での全体シンポジウムを元に分担執筆された本。「学校の〈死〉と〈再生〉」の章:公教育が現代社会にあって制度疲労を迎えている事実とその理由を考察し、制度疲労の自覚と新たな学校役割の現実的・実際的な模索に再生の方途を探る論考。共著者:森田伸子、佐藤 学、鳥山敏子、他18名(163頁~166頁 11頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「不登校はどう理解されてきたか」)
    岩波書店 1998年4月
    1960年代に出現した最初の不登校群がどんなものだったかの回顧から始めて、不登校の臨床像が時代推移のなかでどう変容してきたか、学校(教育)への社会的な理念や意味づけがどう変容してきたか、そして両者の関数として「不登校観」がどう移ろってきたかを検討。(163頁~186頁 24頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「精神療法とはなにか」)
    星和書店 1998年3月
    中井久夫神戸大教授の定年退官を記念して出された書。「精神療法とはなにか」の章:精神療法(心理療法)にはなぜかくも多流派が併存するのか、ある流派が技法的優位性(治療効果)によって他流派を淘汰してしまう現象はなぜ起きないのか、諸流派を超えて精神療法すべてを貫く普遍性とはなにかを考察したもの。共著者:星野 弘、五味渕隆志、中里 均、伊集院清一、鈴木瑞実、鈴木 茂 (B6判 243頁中 37頁~79頁 計43頁)
  • 門 真一郎, 高岡 健, 滝川 一廣
    ミネルヴァ書房 1998年 (ISBN: 4623029344)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「脱学校の子どもたち」)
    岩波書店 1996年7月
    不登校・いじめなど失調(脱学校)の進行は、『脱学校の社会』でイリッチが予言した学校の不可避的な廃絶を予兆するものかどうかを検討。現在進んでいるのは、イリッチが主張する反近代主義・反産業主義の社会的浸透による「脱学校」ではなく、近代社会・産業化社会の高度な達成ゆえにもたらされた学校価値逓減による「脱学校」現象であることを示す。共著者:芹沢俊介、廣田照幸、志水宏吉、木村涼子、最 首 悟、安積遊歩、箕浦泰子、尾中文哉、森田伸子、栗原 彬、小玉亮子、汐見稔幸(A5判 225頁中 39頁~56頁 計24頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「青年期境界例」)
    金剛出版 1995年11月
    境界例の病理特徴とされる心性と夫婦などの二人関係において日常観察される心性との類比性を指摘し、「二人関係の病理」として境界例をとらえる視点を提示。その視点からの青年期境界例への理解と精神療法的アプローチの要点を論じたもの。共著者:青木省三、井上洋一、杉山信作、笠原敏彦、竹内直樹、近藤三男、鈴木啓嗣、小出浩之、石坂好樹、小林隆児、岡田隆介、清水将之、郭 麗月、塚本千秋、玉井 光、伝田健三、斉藤万比古、村瀬嘉代子、中野善行、松本英夫、村上伸治、山本 晃、大西 守(A4判 369頁中 116頁~135頁 計20頁)
  • 滝川 一廣
    岩波書店 1994年 (ISBN: 400002812X)
  • 滝川 一廣
    培風館 1992年11月
    自閉症の概念について研究史における学説変遷をたどりながら解説。共著者:氏原 寛、小川捷之、村瀬孝雄、山中康裕、他465名(698頁~701頁 4頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「表象としての食卓」)
    岩波書店 1991年11月
    摂食障害の臨床経験を手がかりに精神発達に果たす<食事>の意味、食卓にはらまれるサイコロジカルな綾の分析から、現代家族にはらまれる心理的濃やかさと繊細さ、その反面で強いられる易傷性と脆さとを考察。共著者:宮田 登、波平恵美子、片木 篤、森崎和江、、井上忠司、嘉藤秀俊、上野千鶴子、佐藤紀子、黒川 創、横川寿美子、大平 健、戸塚ひろみ、清水真砂子(A5判 288頁中 83頁~108頁 計26頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:。「生活の立ち直りをどう見守るか」「昼夜逆転の生活をどう考えるか」「情緒障害児短期治療施設での治療」)
    ヒューマンティワイ 1990年10月
    登校拒否の理解と援助法を一般医師に対する啓蒙的かつ実用的なマニュアルとして図式化した書。「生活の立ち直りをどう見守るか」「昼夜逆転の生活をどう考えるか」「情緒障害児短期治療施設での治療」の各章を分担。共著者:梅垣 弘、滝川一廣、他18名(206頁~208頁、106頁~109頁、193頁~203頁 計18頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「精神医学的にみた学校」)
    新興医学出版 1990年7月
    国民国家と近代的産業社会の達成を目指して敷かれた学校制度が、それらがすでに十二分に実現した現代社会では、その存在価値や制度の自明性が低下し始め、それが不登校をはじめ様々な学校問題を呈するに至ったことを概説。共著者:杉山信作、岡田隆介、高田広之進、滝川一廣、他17名 (A5判 19頁~25頁 計7頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「情短施設における心理治療」)
    杉山信作・情緒障害児短期治療施設全国協議会編星和書店 1990年4月
    情短施設の総合環境療法の実践と理論、課題を論じた書。「情短施設における心理治療」の章:入所ケアによる環境療法を軸とし、多職種による協同治療の場である情短施設において、外来型・密室型の治療構造をベースとしてきた個人心理療法の方法論をいかに修正すべきかを心理療法の原点に戻って検討。共著者:白橋宏一郎、秋山勝喜、杉山信作、滝川一廣 小谷英文、谷口行子、薬師寺満里子、高田広之進(A5判 358頁中 254頁~288頁 計35頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「情緒障害児短期治療施設における精神科臨床」)
    南山堂 1988年3月
    児童精神医学の実地臨床を網羅したテキスト。「情緒障害児短期治療施設における精神科臨床」の章:情短施設の臨床の現況を解説し、そこにおける精神医学的な課題と精神科医の役割を論述。共著者:安藤春彦、山崎晃資、滝川一廣他63名 (486頁~495頁 10頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「不登校」)
    金剛出版 1987年10月
    不登校の臨床像の変化と増加を指摘し、その背景として学校(勉学)価値が社会的に低下し、超自我的な登校圧力が下がったため、些細な負荷からも容易に不登校が生じるようになったことを論述。共著者:清水将之、中井久夫、滝川一廣、中里 均他20名(A5判 290頁中 195頁~205頁 計11頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「日常臨床の中での風景構成法」)
    岩崎学術出版社 1985年11月
    風景構成法(中井)の日々の診療のなかへの持ちこみ方と治療的意義を、一人の分裂病患者の治療経過とその風景構成の変化と展開をたどりながら論述。共著者:山中康裕、滝川一廣、向井 巧、高江州義英、大森健一、井上 亮、後藤佳珠、中里 均、河合隼雄、中井久夫(A5判 288頁中 37頁~72頁 計36頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「病との共存」)
    岩波書店 1983年12月
    分裂病を主題に、病に対決的で疾病克服や健康追求をめざす近代医学の疾病観・治療観がはらむ矛盾や無理を指摘し、日常のなかで病と折り合いつつ生きることの意味を考察。共著者:中井久夫、萩原恒一、滝川一廣、山本和郎、高橋哲郎、小田 晋、李 符 永、西村 康、氏原 寛、長井真理、山口 隆、鈴木純一(A5判 435頁中 160頁~181頁 計22頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「〈食事〉からとらえた摂食障害)
    金剛出版 1983年5月
    摂食障害はたんに食行動の傷害ではなく家庭の食卓の躓きに病理的本質があることを論じる。「摂食障害への精神療法的アプローチ」の章:摂食障害の精神療法を一般の精神科医が日常臨床の場で可能な方法論として提示。共著者:下坂幸三、野上芳美、馬場謙一、滝川一廣、西園昌久、大平 健、嶋田照三、野添新一、鈴木浩二、秋谷たつ子(B6判 244頁中 50頁~72頁、131頁~151頁 計45頁)
  • 滝川 一廣 (担当:共著, 範囲:「思春期における食の障害」)
    岩崎学術出版社 1978年3月
    食卓状況を鍵概念として摂食障害の精神病理および思春期心性の特徴とを〈食事〉と〈身体〉の問題から分析。共著者:中井久夫、山中康裕、小出浩之、大井政巳、大原 貢、大橋一恵、平井 浩、森 省二、滝川一廣、西村州衛男、笠原 嘉、木村 敏(A4判 345頁中 223頁~253頁 計31頁)

社会貢献活動

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