経済学科

宮川 努

ミヤガワ ツトム  (Tsutomu Miyagawa)

基本情報

所属
学習院大学 経済学部 経済学科 教授

J-GLOBAL ID
200901044357350048
researchmap会員ID
5000019318

研究キーワード

 2

論文

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  • 宮川努
    内閣府経済社会総合研究所編『経済分析』 (第「209号) 1-25 2024年3月  査読有り
    コロナ禍を経た日本で、デジタル化の遅れを取り戻す動きが盛んになっている。しかし、統計データの制約から IT 投資とそれに伴う人材育成や組織改革を組み合わせた包括的なデジタル化に関する定量的な分析は少ない。一方で従来型の投資ではないクラウド・サービスや生成AIなどの新たな情報サービスの利用形態も現れている。そこで本稿では、統計データの制約の下で、生産に寄与する IT 資産及び IT サービスの計測に関する新たなアプローチを試みる。またデジタル化を政府が推進する背景には、スピルオーヴァー効果の存在があるが、本稿では公的部門と情報サービス産業からのスピルオーヴァー効果に焦点をあてた推計を行う。推計の結果、これらの産業からのスピルオーヴァー効果が確認されたことから、もしスピルオーヴァー効果を重視するのであれば、政府の支援は情報サービス産業を中心にした方が望ましいと考えられる。
  • 宮川努, 滝澤美帆
    学習院大学経済経営研究所編『学習院大学経済経営研究所年報』 第37巻 1-15 2023年12月  
  • Miyagawa, Tsutomu
    Artificial Intelligence in Science: Challenges, Opportunities and the Future of Research 85-88 2023年6月  
  • Kazuyasu Kawasaki, Tomohiko Inui, Tsutomu Miyagawa
    International Journal of Economic Policy Studies 17(1) 133-161 2022年12月6日  
  • 深尾京司, 池内健太, 乾 友彦, 金 榮愨, 権 赫旭, 田原慎二, 徳井丞次, 牧野達治, 松浦寿幸, 宮川 努
    サービス産業の生産性と日本経済─JIPデータベースによる実証分析と提言 3-81 2021年9月  

MISC

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書籍等出版物

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  • 宮川, 努, 外木, 暁幸, 滝澤, 美帆 (担当:共著)
    新世社,サイエンス社 (発売) 2023年12月 (ISBN: 9784883843787)
    初版刊行以来,好評を博してきた入門テキストを大幅改訂。ケインズ派と新古典派という二つの立場からのマクロ経済学の解説に代わり,第3版では短期の経済と長期の経済とに分けた一貫性のある説明によりまとめている。さらに統計データをアップデイトするとともに,コラムなどで最近のトピックスについて紹介した。
  • 宮川努 (担当:編者(編著者))
    中央経済社 2021年4月 (ISBN: 9784502385919)
    新型コロナウイルスが経済に与えた影響とは。医療の供給体制、外出自粛と経済活動の関係、地域や産業への波及効果、韓国の対策、企業倒産、失業率、働き方の変化などを分析。
  • 宮川努, 細野薫, 細谷圭, 川上淳之 (担当:共著)
    中央経済社 2021年 (ISBN: 9784502374814)
  • 北村 行伸, 重岡 仁, 西村 清彦, 宇南山卓, 宮川 努, 山本 勲, 小巻 泰之, 渡辺 努, 川口 大司 (担当:共著)
    日本評論社 2019年7月
  • 宮川努
    筑摩書房 2018年11月 (ISBN: 9784480071897)
    バブル崩壊後、日本経済が停滞を脱することができないのは、生産性向上をなおざりにしたからである。アベノミクスでも成長戦略は後回しにされ、日本は世界から取り残された。誤解されがちな「生産性」概念を経済学の観点から捉えなおし、その上で、市場の新陳代謝、既存企業による開発や多角化、経営能力の向上など、生産性向上策について最新のデータをもとに論じる。日本経済が活力を取り戻すための新たな方策を提言する。

講演・口頭発表等

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所属学協会

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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