基本情報
- 所属
- 学習院大学大学院 人文科学研究科 臨床心理学専攻 非常勤講師
- 学位
- 博士(臨床心理学)(2023年10月 学習院大学)修士(臨床心理学)(2015年3月 学習院大学)
- J-GLOBAL ID
- 202501016938920849
- researchmap会員ID
- R000098798
研究分野
1経歴
1-
2024年4月 - 現在
学歴
3-
2018年4月 - 2023年3月
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2013年4月 - 2015年3月
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2009年 - 2013年
論文
5-
臨床ユング心理学研究 : Japanese journal of Jungian psychology : practice and clinical issues / 日本ユング心理学会編集委員会 編 7(1) 17-27 2021年9月 査読有り
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箱庭療法学研究 34(1) 3-13 2021年 査読有り今日,“心の傷”という言葉はPTSDの概念を超えて日常語として使用されている。“心の傷”の心理療法では,その背後にある“原因”を“特定”して,“取り除く”“修正する”ことで治療するモデルがしばしば使用される。しかし,特に児童養護施設の子どもたちにこれらを適用する場合,彼らの体験の個別性を見落としてしまう等の限界が認められる。よって,本論では,ユング派の内在的アプローチの視点から児童養護施設でのプレイセラピーの事例を考察し,傷を“取り除く”のではなく,傷に“近づく”ことによる治療の有効性を検討した。最初にクライエントの表現したイメージからは,“傷つくこと”と“傷つけること”を回避する在り方が認められた。しかし,セラピストがクライエントの“傷イメージ”を共有し,深くそれに関わることで,クライエントも自身の傷つきを受け入れることができ,他者と対等に関われるようになったと考えられた。
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箱庭療法学研究 33(2) 51-61 2020年 査読有り児童養護施設でのプレイセラピー(遊戯療法)では,しばしば遊びの中に激しく残酷なイメージが現れる。本稿では筆者のケースを報告し,このような激しく残酷なイメージをイメージの内側から内在的に理解することを試みる。これは,このようなイメージを,安易に彼らの過去の体験や,実際の家庭環境に還元することとはまったく異なる。最初,箱庭で生じた“砂の渦”は,クライエントの“心の容器”の脆弱さと,母性へのアンビバレンスを表していた。しかし,激しい暴力による拷問の遊びを筆者が繰り返し受け止めることによって,次第にクライエントは対等な戦いを行えるようになり,自分自身の内に葛藤を抱えられるようにもなった。よって,たとえ暴力的なイメージであっても,セラピストが身を投じることで共にそれを体験し,そのイメージを内在的に理解していくことが重要であることが示唆された。
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臨床ユング心理学研究 : Japanese journal of Jungian psychology : practice and clinical issues / 日本ユング心理学会編集委員会 編 4(1) 29-39 2018年9月 査読有り
MISC
1-
箱庭療法学研究 29(3) 99-100 2017年箱庭療法学研究 第29巻 第3号 pp.99-100 2017年<br>情報<br>2016年度第1回日本箱庭療法学会研修会印象記<br>江野肇<br>学習院大学心理相談室