研究者業績

林 葉子

ハヤシ ヨウコ  (Yoko Hayashi)

基本情報

所属
学習院大学 文学部 ダイバーシティ推進準備室 教授(有期)
学位
修士(政治学)(1998年3月 同志社大学)
博士(文学)(2008年3月 大阪大学)

J-GLOBAL ID
200901014050497762
researchmap会員ID
5000051301

主要な論文

 18

主要なMISC

 32

主要な書籍等出版物

 25
  • 하야시 요코, 林葉子, 엮은이 박정애 (担当:共著, 範囲:일본공창제도의 근대화와식민주의(日本の公娼制度の近代化と植民地主義))
    동북아역사재단(東北アジア歴史財団) 2025年12月
  • 林葉子 (担当:共著, 範囲:恋愛の自由を売らずに生きていくために―廃娼論者としての山川菊栄が主張していたこと)
    花束書房 2023年5月
  • 林葉子, 内藤葉子, 橋本信子, 秋林こずえ (担当:共著, 範囲:近代日本の公娼制度と〈性の管理〉;世界史のなかの遊廓-戦前の日本から見た欧米の公娼制度)
    同志社大学人文科学研究所 2021年11月
    性は、個人的でありながら政治的なものである。人々が誰とどのような性的関係を持つかは、その時代の法によって制限されるが、性の自由を奪う政策に抗う動きも同時に見られた。この連続講座では、性の売買と性病管理政策の問題を中心に、日本、ヨーロッパ、アメリカの〈性の管理〉の歴史について論じた。 戦前の日本では、公娼制度と呼ばれる政策のもとで、性の売買の場は遊廓のみが合法とされ、公娼以外の娼婦(私娼)は厳しい取り締まりの対象となった。本講座では、その近代日本の公娼制度の概要を紹介し、公娼にされた女性たちが遊廓をどのような場として捉えていたかを彼女たちの唄の内容から分析した。(第1回)また、公娼制度下の戦前の日本において、他国の公娼制度が当時の知識人たちにどのように認識されていたかを紹介した。(第2回) 日本の近代公娼制度の問題は、異なる国や異なる時代における〈性の管理〉との比較によって、いっそう明確になる。19世紀末から20世紀にかけて、帝政期ドイツは、性をめぐって多様な言説や運動が現れ、重層的な対立を引き起こしていた時代である。国家や科学の権力は性の領域でどのように作動したのか。またそれに対してどのような対抗的動きが現れたのかを明らかにした。また、ハプスブルク帝国の中心的都市における娼婦や娼家の様子、売春に対する社会の主流の考え方を紹介し、第一次世界大戦後に、帝国の崩壊に伴って誕生した新生国家チェコスロヴァキアでみられた劇的な状況の変化の原動力が何であったかを検証した。第二次世界大戦後からアジアに駐留してきた米軍の動きは日本とも関係が深いが、米軍が韓国政府とともに基地周辺の「基地村」の性産業を管理した経緯と、「基地村」の女性たちの経験について紹介し、米軍よる〈性の管理〉について考察した。(第3回)
  • 出原政雄, 望月詩史, 金井隆典, 平野敬和, 田澤晴子, 福家崇洋, 梶居佳広, 大園誠, 宮下祥子, 井上祐子, 林葉子 (担当:共著, 範囲:第10章 買売春問題と戦後日本の民主主義-売春防止法制定をめぐる国会と地方議会での議論を中心に)
    法律文化社 2021年3月
  • 長妻三佐雄, 植村和秀, 昆野伸幸, 望月詩史, 桐原健真, 小寺正敏, 岡安儀之, 田中友香理, 瀧井一博, 鈴木啓孝, 岡佑哉, 林葉子 (担当:共著, 範囲:「平塚らいてう(1886〜1971)と『青鞜』-セクシュアリティを語り始めた「新しい女」たち」「山川菊栄(1890〜1980)-日本におけるジェンダー政策論の原点」)
    ミネルヴァ書房 2021年2月 (ISBN: 9784623089338)
  • 小松原貢, 室田保夫, 林葉子, 杉山博昭, 更井哲夫, 井村圭壮, 本間律子, 黒住宗晴, 阪本文雄 (担当:共著, 範囲:「山室軍平と廃娼運動-日英関係史の視点から」)
    公益財団法人山陽放送学術文化財団 2020年6月
  • 林葉子, 天羽道子, 横田千代子, 木原活信, ディート レギーネ (担当:編者(編著者), 範囲:〈最も小さい者〉として、共に生きる志-かにた婦人の村の思想と実践)
    同志社大学人文科学研究所 2020年2月
  • 飯田祐子, 中谷いずみ, 笹尾佳代, 呉佩珍, 張文聰, 李恵鈴, 孫知延, 飯田祐子, 加島正浩, 笹尾佳代, サラ・フレデリック, 星野幸代, 林葉子 (担当:共著, 範囲:内なる娼婦差別を描き出すこと――若杉鳥子「古鏡」の深淵)
    青弓社 2019年5月 (ISBN: 9784787234537)
  • 林葉子, 青木直子, 和田章男, 下境真由美, 斎藤理生, 鏡山智子, 東野将伸, Kenji Tsutsumi, David Chiavacci (担当:共編者(共編著者), 範囲:「はじめに」、第5章)
    大阪大学文学研究科・発行 2017年12月 (ISBN: 9784908326035)
    〈人の移動〉に関連するテーマに取り組む日本研究者が、学際的共同研究の可能性を探る場として開催した「グローバル日本研究国際シンポジウム 開く日本・閉じる日本―「人間移動学」事始め」の成果論文集。
  • 林 葉子
    大阪大学出版会 2017年1月 (ISBN: 4872595602)
    日本における公娼制度とその存廃をめぐる議論の歴史を、徹底的な史料の裏付けのもとに再検討、学術的に、世界史的な視野から捉え直した。近代公娼制度が帝国の軍隊を維持するための性病対策であったことを重視し、それに関する「衛生」論が、階層を問わず、当時の人々に広く浸透していった経緯を明らかにした。廃娼運動が進められていく過程で形作られた家族観や、娼婦への人権侵害に関する議論の時代的変化についても詳述した。
  • 小山静子, 土屋尚子, 林葉子, 土田陽子, 今田絵里香, 石岡学 (担当:共著, 範囲:第三章 生理衛生教科書に見る人体の表象―「人種」と性差の男女別教育)
    柏書房 2015年7月 (ISBN: 4760146180)
    戦前の日本の中等教育において、人体についての知識がどのように教えられていたのかを、明治期以降、敗戦までに発行された88冊の生理衛生教科書を史料として検証したものである。男子用の教科書では「人種」の違いが、女子用の教科書では性差が、それぞれ強調される傾向にあったことを明らかにした。また、その「人種」や性差の優劣を測る指標自体が歴史的に変化し、本質主義的な人体観が定着していった過程を示した。戦争による帝国の拡大を時代的な背景として、人体をめぐる科学教育が政治的な意味を持っていたことを明らかにした。
  • 生田美智子, 藤原克美, 阪本英昭, 中嶋毅, ハリン・イリヤ, 林葉子, 伊賀上菜穂, メリニコワ・イリーナ, 深尾葉子, 花井みわ (担当:共著, 範囲:第6章 『満洲日報』にみる〈踊る女〉 満洲国建国とモダンガール)
    大阪大学出版会 2015年4月 (ISBN: 4872594320)
    本稿は、満洲で最も影響力の強い新聞であった『満洲日報』を史料として、満洲国建国前後の満洲に移動した「モダンガール」(〈踊る女〉)の表象の変遷について分析したものである。本稿のねらいは、満洲国が掲げた「五族協和」の理想と、満洲に移動した人々の暮らしの実態との乖離を、史実に即して具体的に示すことである。ダンスは、当時の満洲のハイブリッド性を象徴する文化であり、ダンス排撃運動が広まった経緯をたどることによって、日本人社会が排外性と「国粋」主義を強めていった過程を明らかにした。
  • 出原政雄, 赤澤史朗, 平野敬和, 萩原稔, 望月詩史, 長妻三佐雄, 田中和男, 根津朝彦, 織田健志, 林葉子 (担当:共著, 範囲:「第14章 公娼廃止後の廃娼運動ー売春防止法制定過程における女性議員の役割ー」)
    法律文化社 2015年1月 (ISBN: 4589036509)
    敗戦後、日本の歴史上初めて国会に登場した女性議員たちによって売春防止法が制定されるにいたった経緯を、『全日本婦人議員大会議事録』と国会議事録を主たる史料として検証した。売春防止法が制定された1956年は「婦人参政10周年」であったが、女性議員は国会の少数派であるため、売春防止法を成立させるために、重要な論点においても妥協を重ねることになった。本稿では、その経緯を明らかにし、売春防止法の意義と限界について、歴史的な観点から指摘した。

主要な講演・口頭発表等

 53

主要な教育業績(担当経験のある科目)

 15

共同研究・競争的資金等の研究課題

 12

学術貢献活動

 3

社会貢献活動

 11

メディア報道

 4