研究者検索結果一覧 林 葉子 林 葉子ハヤシ ヨウコ (Yoko Hayashi) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属学習院大学 文学部 ダイバーシティ推進準備室 教授(有期)学位修士(政治学)(1998年3月 同志社大学)博士(文学)(2008年3月 大阪大学)J-GLOBAL ID200901014050497762researchmap会員ID5000051301 研究キーワード 20 奴隷解放 人権 政治思想 自由廃業運動 衛生 性感染症 遊廓 救世軍 矯風会 婦人保護施設 売春防止法 キリスト教 セクシュアリティ 性暴力 買売春政策 女性福祉 優生思想 公娼制度 廃娼運動 ジェンダー 研究分野 4 人文・社会 / 思想史 / 人文・社会 / ジェンダー / 人文・社会 / 政治学 / 人文・社会 / 宗教学 / 主要な経歴 19 2026年4月 - 現在 学習院大学 文学部 ダイバーシティ推進準備室 教授(有期) 2022年6月 - 2026年3月 名古屋大学 ジェンダーダイバーシティセンター 教授 2019年4月 - 2022年3月 同志社大学 人文科学研究所 助教(有期) 2016年10月 - 2017年3月 大阪大学 男女協働推進センター 特任講師(常勤) 2013年4月 - 2016年3月 大阪大学大学院 文学研究科 助教 もっとみる 学歴 5 2002年4月 - 2008年3月 大阪大学大学院 文学研究科文化形態論専攻 博士後期課程(修了) 1998年4月 - 2002年3月 同志社大学 法学研究科政治学専攻 博士後期課程(単位取得退学) 1996年4月 - 1998年3月 同志社大学大学院 法学研究科 政治学専攻(修了) 1992年4月 - 1996年3月 同志社大学 法学部 政治学科(卒業) 1989年4月 - 1992年3月 兵庫県立神戸高等学校 普通科(卒業) 委員歴 7 2025年10月 - 2026年3月 名古屋市男女平等参画推進会議(イコールなごや) 委員 2024年4月 - 2026年3月 名古屋大学こすもす保育園運営協議会 委員長 2022年6月 - 2026年3月 名古屋大学学童保育所検討委員会 委員長 2022年6月 - 2024年3月 『GRL Studies』編集委員会 編集委員 2019年4月 - 2022年3月 『社会科学』編集委員会 編集委員 もっとみる 主要な論文 18 山川菊栄における「恋愛の自由」と「自主的母性」-公娼制度、結婚制度、母性の強制に抗する性管理政策批判の展開 林葉子 政治思想研究 (25) 60-85 2025年5月 招待有り 自由廃業運動の全国的拡大と「人権」問題-1900年の娼妓・芸妓の契約をめぐる当事者の闘争を中心に- 林葉子 日本史研究 729 33-47 2023年5月 招待有り 日清・日露戦争期の芸妓たちの慈善活動と戦争協力 林葉子 第26期女性学講演会記録集「戦争とジェンダー:〈日常〉と〈非日常〉を貫く軍事主義と女性の主体性」 26 19-36 2023年3月 招待有り 添付ファイル 自由廃業運動と流行唄-ストライキ節・東雲節を中心に 林葉子 社会科学 51(3) 31-55 2021年11月 査読有り 本稿は,1900年以降に全国的に大流行したストライキ節(東雲節)に関する史料の検証を通じて,娼妓や芸妓にとっての自由廃業運動の意義について考察するものである。 ストライキ節の発祥地については,これまで熊本か名古屋だと論じられてきたが,本稿では,東京が発祥の地であったことを明らかにした。また,先行研究では添田啞蟬坊ら演歌師がストライキ節を流行させたと論じられてきたが,本稿では,演歌師ではなく娼妓や芸妓ら無名の女性たちがストライキ節の流行の主要な担い手であったことを指摘した。 ストライキ節は娼妓や芸妓らによる性の自由を求める表現であり,その声こそが自由廃業運動を根底で支えた原動力であった。 添付ファイル モーリス・グレゴリーの来日と廃娼運動の全国組織・廓清会の発足 ―イギリス・インド・中国・日本を結ぶ社会改良運動史の一断面 林 葉子 キリスト教社会問題研究 (69) 31-60 2020年12月 査読有り 本稿では、イギリスの廃娼運動家・モーリス・グレゴリーの来日(1911〜1912年)に焦点を当て、日本の廃娼運動の全国組織である廓清会が万国廃娼同盟会に加盟した経緯について論じる。特に、グレゴリーが来日の約22年前にクエーカーのクリスチャンとしてインドのボンベイで『アジアの旗』を刊行し始めた頃から、イギリス帝国と日本の近代公娼制度の関係に関心を持ち、それをアジアのイギリス領におけるアヘン取引問題との関連において捉えていたことを明らかにする。 添付ファイル 自由廃業運動と救世軍の日英関係 林 葉子 キリスト教社会問題研究 (68) 35-60 2019年12月 査読有り 本稿では、自由廃業運動の初期の頃の救世軍の日英関係に着目し、同運動における意思決定の経緯や役割分担について明らかにするため、イギリスの救世軍万国本営が発行していた4つの機関誌の日本関係記事を日本側の史料と照らし合わせて検証した。イギリスから来日した救世軍の司令官が日本での婦人救済所設置を決めた背景として、同司令官が来日前に深く関与したセイロン島では、すでに救世軍が婦人救済所を設置していたことを明らかにした。 添付ファイル 明治期の新聞広告にみる〈白い肌〉への憧憬と性病に対するまなざし 林 葉子 ジェンダー研究 (13) 2010年 査読有り 「醜業婦」と「美人」のあいだでゆらぐ芸妓像―東京大正博覧会と大正天皇即位式をめぐる『廓清』の論説を中心に 林 葉子 キリスト教社会問題研究 (58) 77-104 2010年1月 査読有り 添付ファイル 安部磯雄における「平和」論と断種論—男性性の問題との関わりを基軸に— 林葉子 ジェンダー史学 (5) 2009年 査読有り 添付ファイル 女たち/男たちの廃娼運動—日本における性の近代化とジェンダー 林 葉子 大阪大学大学院文学研究科・博士学位論文 2008年 査読有り 廃娼運動への女性の参加と周縁化—群馬の廃娼請願から全国廃娼同盟会設立期まで 林葉子 女性史学 (17) 1-17 2007年7月 査読有り 日清戦争期の女性イメージ—日本キリスト教婦人矯風会における従軍看護婦の位置づけをめぐって 林葉子 同志社法学 (321) 625-647 2007年 添付ファイル 廃娼論と産児制限論の融合—安部磯雄の優生思想について 林葉子 女性学 (13) 94-110 2006年 査読有り 添付ファイル 「廃娼運動家」論・再考—久布白落実と『婦人と日本』— 林葉子 日本学報 (24) 63-84 2005年 査読有り 添付ファイル 〈生活〉と〈歴史〉を結ぶもの—山川菊栄論— 林葉子 同志社法学 (262) 143-201 1999年2月 添付ファイル もっとみる 主要なMISC 32 宋連玉著『植民地「公娼制」に帝国の性政治をみる−釜山から上海まで』の書評会を経て考えたこと 林葉子 朝鮮史研究会会報 (240) 2025年8月 招待有り 書評 宋連玉『植民地「公娼制」に帝国の性政治をみるー釜山から上海までー』 林葉子 歴史学研究 (1060) 54-57 2025年4月 招待有り 【本の紹介】徹底した聞き書きが明示する隔離政策の傷の深さ-福岡安則著『聞き取り もうひとつの隔離-ハンセン病療養所附属保育所に収容された子どもたちの人生』 林葉子 部落解放 (856) 86-87 2024年6月 招待有り 書評:小檜山ルイ著『明治の「新しい女」-佐々城豊寿と娘・信子』 佐々城豊寿と娘・信子の不屈の人生をたどり、近代日本社会の差別構造を炙り出す 林葉子 図書新聞 (3625) 3 2024年2月3日 招待有り 〈女性の穢れ〉と近代公娼制度 林葉子 エトセトラ 9 2023年5月 招待有り 【活動報告】学術講演会「ジェンダー化された帝国日本の周縁 インターセクショナリティの視座から」 林葉子 GRL Studies 5 115-119 2023年3月 添付ファイル 住谷悦治の談話(1975年12月19日) : 「同志社アカデミズム」を中心に : 【解説】「同志社アカデミズム」からキリスト教社会問題研究会へ--「キリスト教的、開拓者的、理想主義的精神の火」の継承のために 林葉子 キリスト教社会問題研究 (70) 1-31 2021年12月 査読有り 添付ファイル 小澤三郎編U. G. マーフィー(モルフィ)関連自由廃業運動史史料(2) ―娼妓・大熊きんの前借金をめぐる貸金請求事件― 林葉子 キリスト教社会問題研究 (70) 149-187 2021年12月 査読有り 本稿は、同志社大学人文科学研究所の小澤三郎旧蔵史料に含まれている自由廃業運動史史料を紹介する連載の第二回目である。今回は、一連の自由廃業訴訟の中でも最も重要な位置を占める娼妓の前借金をめぐる貸金請求事件についての史料の内容を紹介し、当該事件の社会的背景と意義について解説した。 娼妓・大熊きんとその自由廃業を支援する者たちが、彼女の廃業後の前借金返済を請求する楼主に対して、前借金制度は人身売買でありその返還請求が不法であることをどのように示そうとしたのかを明らかにした。 添付ファイル 小澤三郎編U. G. マーフィー(モルフィ)関連自由廃業運動史史料(1) ―マーフィーによる最初の自由廃業訴訟に関する史料と娼妓・佐野ふでの手紙 林 葉子 キリスト教社会問題研究 (69) 91-129 2020年12月 査読有り 本稿は、同志社大学人文科学研究所の小澤三郎旧蔵資料に含まれている自由廃業運動史史料を紹介する連載の第一回目である。「自由廃業の父」と呼ばれたユリシーズ・グラント・マーフィー(モルフィ)が自ら所蔵していた裁判関連史料のうち、今回は、マーフィーが最初に手がけた自由廃業訴訟である佐野ふでの事件についての史料と、佐野の直筆の手紙を紹介し、本事件の概要について解説する。平田平三、木庭利器三、大儀見元一郎、松田順平の本事件への関与についての史料も紹介する。 添付ファイル もっとみる 主要な書籍等出版物 25 제국의 성 관리 역사와 일본군‘위안부’ 문제(帝国の性管理の歴史と日本軍「慰安婦」問題) 하야시 요코, 林葉子, 엮은이 박정애 (担当:共著, 範囲:일본공창제도의 근대화와식민주의(日本の公娼制度の近代化と植民地主義)) 동북아역사재단(東北アジア歴史財団) 2025年12月 未来からきたフェミニスト 北村兼子と山川菊栄 林葉子 (担当:共著, 範囲:恋愛の自由を売らずに生きていくために―廃娼論者としての山川菊栄が主張していたこと) 花束書房 2023年5月 〈性の管理〉の近現代史-日本・ヨーロッパ・アメリカ- 林葉子, 内藤葉子, 橋本信子, 秋林こずえ (担当:共著, 範囲:近代日本の公娼制度と〈性の管理〉;世界史のなかの遊廓-戦前の日本から見た欧米の公娼制度) 同志社大学人文科学研究所 2021年11月 性は、個人的でありながら政治的なものである。人々が誰とどのような性的関係を持つかは、その時代の法によって制限されるが、性の自由を奪う政策に抗う動きも同時に見られた。この連続講座では、性の売買と性病管理政策の問題を中心に、日本、ヨーロッパ、アメリカの〈性の管理〉の歴史について論じた。 戦前の日本では、公娼制度と呼ばれる政策のもとで、性の売買の場は遊廓のみが合法とされ、公娼以外の娼婦(私娼)は厳しい取り締まりの対象となった。本講座では、その近代日本の公娼制度の概要を紹介し、公娼にされた女性たちが遊廓をどのような場として捉えていたかを彼女たちの唄の内容から分析した。(第1回)また、公娼制度下の戦前の日本において、他国の公娼制度が当時の知識人たちにどのように認識されていたかを紹介した。(第2回) 日本の近代公娼制度の問題は、異なる国や異なる時代における〈性の管理〉との比較によって、いっそう明確になる。19世紀末から20世紀にかけて、帝政期ドイツは、性をめぐって多様な言説や運動が現れ、重層的な対立を引き起こしていた時代である。国家や科学の権力は性の領域でどのように作動したのか。またそれに対してどのような対抗的動きが現れたのかを明らかにした。また、ハプスブルク帝国の中心的都市における娼婦や娼家の様子、売春に対する社会の主流の考え方を紹介し、第一次世界大戦後に、帝国の崩壊に伴って誕生した新生国家チェコスロヴァキアでみられた劇的な状況の変化の原動力が何であったかを検証した。第二次世界大戦後からアジアに駐留してきた米軍の動きは日本とも関係が深いが、米軍が韓国政府とともに基地周辺の「基地村」の性産業を管理した経緯と、「基地村」の女性たちの経験について紹介し、米軍よる〈性の管理〉について考察した。(第3回) 「戦後民主主義」の歴史的研究 出原政雄, 望月詩史, 金井隆典, 平野敬和, 田澤晴子, 福家崇洋, 梶居佳広, 大園誠, 宮下祥子, 井上祐子, 林葉子 (担当:共著, 範囲:第10章 買売春問題と戦後日本の民主主義-売春防止法制定をめぐる国会と地方議会での議論を中心に) 法律文化社 2021年3月 ハンドブック近代日本政治思想史 幕末から昭和まで 長妻三佐雄, 植村和秀, 昆野伸幸, 望月詩史, 桐原健真, 小寺正敏, 岡安儀之, 田中友香理, 瀧井一博, 鈴木啓孝, 岡佑哉, 林葉子 (担当:共著, 範囲:「平塚らいてう(1886〜1971)と『青鞜』-セクシュアリティを語り始めた「新しい女」たち」「山川菊栄(1890〜1980)-日本におけるジェンダー政策論の原点」) ミネルヴァ書房 2021年2月 (ISBN: 9784623089338) 慈愛と福祉 岡山の先駆者たち 2 小松原貢, 室田保夫, 林葉子, 杉山博昭, 更井哲夫, 井村圭壮, 本間律子, 黒住宗晴, 阪本文雄 (担当:共著, 範囲:「山室軍平と廃娼運動-日英関係史の視点から」) 公益財団法人山陽放送学術文化財団 2020年6月 キリスト教信仰に基づく女性支援の歴史-かにた婦人の村の半世紀(人文研ブックレット No.64 : 第94回公開講演会 講演録) 林葉子, 天羽道子, 横田千代子, 木原活信, ディート レギーネ (担当:編者(編著者), 範囲:〈最も小さい者〉として、共に生きる志-かにた婦人の村の思想と実践) 同志社大学人文科学研究所 2020年2月 女性と闘争-雑誌「女人芸術」と一九三〇年前後の文化生産 飯田祐子, 中谷いずみ, 笹尾佳代, 呉佩珍, 張文聰, 李恵鈴, 孫知延, 飯田祐子, 加島正浩, 笹尾佳代, サラ・フレデリック, 星野幸代, 林葉子 (担当:共著, 範囲:内なる娼婦差別を描き出すこと――若杉鳥子「古鏡」の深淵) 青弓社 2019年5月 (ISBN: 9784787234537) 開く日本・閉じる日本-「人間移動学」事始め 林葉子, 青木直子, 和田章男, 下境真由美, 斎藤理生, 鏡山智子, 東野将伸, Kenji Tsutsumi, David Chiavacci (担当:共編者(共編著者), 範囲:「はじめに」、第5章) 大阪大学文学研究科・発行 2017年12月 (ISBN: 9784908326035) 〈人の移動〉に関連するテーマに取り組む日本研究者が、学際的共同研究の可能性を探る場として開催した「グローバル日本研究国際シンポジウム 開く日本・閉じる日本―「人間移動学」事始め」の成果論文集。 性を管理する帝国―公娼制度下の「衛生」問題と廃娼運動 林 葉子 大阪大学出版会 2017年1月 (ISBN: 4872595602) 日本における公娼制度とその存廃をめぐる議論の歴史を、徹底的な史料の裏付けのもとに再検討、学術的に、世界史的な視野から捉え直した。近代公娼制度が帝国の軍隊を維持するための性病対策であったことを重視し、それに関する「衛生」論が、階層を問わず、当時の人々に広く浸透していった経緯を明らかにした。廃娼運動が進められていく過程で形作られた家族観や、娼婦への人権侵害に関する議論の時代的変化についても詳述した。 男女別学の時代ー戦前期中等教育のジェンダー比較 小山静子, 土屋尚子, 林葉子, 土田陽子, 今田絵里香, 石岡学 (担当:共著, 範囲:第三章 生理衛生教科書に見る人体の表象―「人種」と性差の男女別教育) 柏書房 2015年7月 (ISBN: 4760146180) 戦前の日本の中等教育において、人体についての知識がどのように教えられていたのかを、明治期以降、敗戦までに発行された88冊の生理衛生教科書を史料として検証したものである。男子用の教科書では「人種」の違いが、女子用の教科書では性差が、それぞれ強調される傾向にあったことを明らかにした。また、その「人種」や性差の優劣を測る指標自体が歴史的に変化し、本質主義的な人体観が定着していった過程を示した。戦争による帝国の拡大を時代的な背景として、人体をめぐる科学教育が政治的な意味を持っていたことを明らかにした。 女たちの満洲―多民族空間を生きて― 生田美智子, 藤原克美, 阪本英昭, 中嶋毅, ハリン・イリヤ, 林葉子, 伊賀上菜穂, メリニコワ・イリーナ, 深尾葉子, 花井みわ (担当:共著, 範囲:第6章 『満洲日報』にみる〈踊る女〉 満洲国建国とモダンガール) 大阪大学出版会 2015年4月 (ISBN: 4872594320) 本稿は、満洲で最も影響力の強い新聞であった『満洲日報』を史料として、満洲国建国前後の満洲に移動した「モダンガール」(〈踊る女〉)の表象の変遷について分析したものである。本稿のねらいは、満洲国が掲げた「五族協和」の理想と、満洲に移動した人々の暮らしの実態との乖離を、史実に即して具体的に示すことである。ダンスは、当時の満洲のハイブリッド性を象徴する文化であり、ダンス排撃運動が広まった経緯をたどることによって、日本人社会が排外性と「国粋」主義を強めていった過程を明らかにした。 戦後日本思想と知識人の役割 (同志社大学人文科学研究所研究叢書) 出原政雄, 赤澤史朗, 平野敬和, 萩原稔, 望月詩史, 長妻三佐雄, 田中和男, 根津朝彦, 織田健志, 林葉子 (担当:共著, 範囲:「第14章 公娼廃止後の廃娼運動ー売春防止法制定過程における女性議員の役割ー」) 法律文化社 2015年1月 (ISBN: 4589036509) 敗戦後、日本の歴史上初めて国会に登場した女性議員たちによって売春防止法が制定されるにいたった経緯を、『全日本婦人議員大会議事録』と国会議事録を主たる史料として検証した。売春防止法が制定された1956年は「婦人参政10周年」であったが、女性議員は国会の少数派であるため、売春防止法を成立させるために、重要な論点においても妥協を重ねることになった。本稿では、その経緯を明らかにし、売春防止法の意義と限界について、歴史的な観点から指摘した。 もっとみる 講演・口頭発表等 53 信念に生きた女性たち 女性労働者の権利確立のために・山川菊栄 林 葉子 大阪市男女共同参画センター西部館・セミナー「信念に生きた女性たち」 2002年10月19日 招待有り 〈他者〉はいかにして排除されるか——戦間期日本の女性をめぐる議論から 政治思想学会 2000年5月 山川菊栄研究にみるジェンダーバイアス 日本女性学会 1999年 «12 主要な教育業績(担当経験のある科目) 15 女性学 (神戸女学院大学) 女性史 (甲南女子大学) 基礎セミナー:ジェンダー・セクシュアリティと近現代社会 (名古屋大学) 歴史学特殊講義 (神戸市外国語大学) ジェンダー学 (名古屋大学) ジェンダー・セクシュアリティと市民社会 (同志社大学) 教育文化学演習 (同志社大学) 人文・社会科学からみた共生 (同志社大学) 人権教育論 (同志社大学) 日本学演習 (大阪大学) 女性学・男性学 (京都文教大学) 学際領域研究入門 (大阪大学) もっとみる 主要な所属学協会 9 「女性・戦争・人権」学会 イギリス女性史研究会 歴史学研究会 政治思想学会 ジェンダー史学会 European Association for Japanese Studies Association for Asian Studies 日本史研究会 「宗教と社会」学会 もっとみる 共同研究・競争的資金等の研究課題 12 植民地公娼制度形成史の実証的研究―九州と朝鮮半島の間の人の移動に着目して 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2026年4月 - 2031年3月 林 葉子, 中谷 いずみ, BAE Sangmi 近代日本の炭鉱・監獄・遊郭・ハンセン病施設での労働のインターセクショナリティ研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2026年3月 徐 阿貴, 金 貴粉, 林 葉子, 長谷川 和美 帝国の人身売買問題と廃娼派キリスト教徒のグローバルなネットワーク 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2022年4月 - 2026年3月 林 葉子 ジェンダー化された帝国日本の周縁 インターセクショナリティの視座から 名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ ジェンダー研究集会助成金 2022年5月 - 2022年12月 国際的な人身売買禁止運動と近代日本の買売春政策 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2018年4月 - 2022年3月 林 葉子 もっとみる 学術貢献活動 3 文部科学省 科学技術人材育成費補助事業 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型) 企画立案・運営等 名古屋大学 2023年10月1日 - 2026年3月31日 実施担当者 ブックセミナー「未来からきたフェミニスト 山川菊栄と再会する」 企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等 名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ 2023年10月22日 - 2023年10月22日 添付ファイル GRLブックセミナー『ジェンダー研究が拓く知の地平』 企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等 名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ 2023年9月22日 - 2023年9月22日 添付ファイル 主要な社会貢献活動 11 講演「声をあげ、変化をつくる ~意思決定の場に女性がいる社会のかたち~」 講師 イーブルなごや(名古屋市 男女平等参画推進センター・女性会館) 女性会館R7後期「国際的な視点で学ぶ 男女共同参画と社会の未来」第5回 2026年2月27日 講演会「「男女共同参画」って何だろう?-高校生の暮らしの中から考える-」 講師 学校法人愛知享栄学園栄徳高等学校 栄徳高校 「男女共同参画社会の推進」のための講話 2024年11月14日 女性も働きやすい世界へ GGI世界118位の現状をふまえて パネリスト NPO法人 高齢社会をよくする女性の会 第43回 高齢社会をよくする女性の会 全国大会 in とよた 2024年10月27日 子育てから広がった世界(コラム) 分担執筆 全国ダイバーシティネットワーク 全国ダイバーシティネットワークOPENeD 2024年3月6日 講演会「なぜ日本は「性産業大国」といわれるのか 近現代日本の性管理政策との関連を中心に」 講師 とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ 生きるための「なぜ?」を考えるフェミニズム連続講座 2022年10月9日 添付ファイル 講演会「救世軍の初期の婦人保護の歴史とその意義」 講師 社会福祉法人救世軍社会事業団 救世軍婦人寮 救世軍婦人寮創立70周年講演 2021年11月3日 ハラスメントが生じにくい環境を作るには~性暴力とその防止活動の歴史からわかること~(人権教育啓発講演会) 講師 京都産業大学人権センター 2020年11月25日 DVD制作協力、解説「野上弥生子-小説と婦人運動家たち Women Pioneers―女性先駆者たち」 編集, 企画 大阪府男女共同参画推進財団 2011年7月 英語・日本語音声 出演: 野上弥生子, 縫田曄子 DVD制作協力および解説: 林葉子 インタビュー収録: 1976年 DVD制作協力、解説「市川房枝と婦人参政権のあゆみ Women Pioneers―女性先駆者たち」 編集, 企画 大阪府男女共同参画推進財団 2011年7月 英語・日本語音声 出演: 市川房枝, 縫田曄子 DVD制作協力および解説: 林葉子 インタビュー収録: 1975年 もっとみる メディア報道 4 探究の扉 ジェンダーフリーなトイレマークって? 中日新聞社 中日新聞 2023年7月1日 新聞・雑誌 「救世軍」山室軍平の生涯を追想 シンポ・慈愛と福祉の先駆者たち 山陽新聞 2019年7月27日 新聞・雑誌 シンポで山室軍平の功績語り合う 救済考え続けた「社会鍋」活動 山陽新聞 2019年6月6日 新聞・雑誌 女性先駆者:市川房枝ら10人のインタビュー、DVDに 毎日新聞 2011年8月1日 新聞・雑誌
林 葉子ハヤシ ヨウコ (Yoko Hayashi) ダウンロードする帳票の形式を下記より選択して下さい 「教育研究等環境」形式 「文科省帳票様式第4号 ①履歴書」形式 「文科省帳票様式第4号 ②教育研究業績書」形式 基本情報 所属学習院大学 文学部 ダイバーシティ推進準備室 教授(有期)学位修士(政治学)(1998年3月 同志社大学)博士(文学)(2008年3月 大阪大学)J-GLOBAL ID200901014050497762researchmap会員ID5000051301 研究キーワード 20 奴隷解放 人権 政治思想 自由廃業運動 衛生 性感染症 遊廓 救世軍 矯風会 婦人保護施設 売春防止法 キリスト教 セクシュアリティ 性暴力 買売春政策 女性福祉 優生思想 公娼制度 廃娼運動 ジェンダー 研究分野 4 人文・社会 / 思想史 / 人文・社会 / ジェンダー / 人文・社会 / 政治学 / 人文・社会 / 宗教学 / 主要な経歴 19 2026年4月 - 現在 学習院大学 文学部 ダイバーシティ推進準備室 教授(有期) 2022年6月 - 2026年3月 名古屋大学 ジェンダーダイバーシティセンター 教授 2019年4月 - 2022年3月 同志社大学 人文科学研究所 助教(有期) 2016年10月 - 2017年3月 大阪大学 男女協働推進センター 特任講師(常勤) 2013年4月 - 2016年3月 大阪大学大学院 文学研究科 助教 もっとみる 学歴 5 2002年4月 - 2008年3月 大阪大学大学院 文学研究科文化形態論専攻 博士後期課程(修了) 1998年4月 - 2002年3月 同志社大学 法学研究科政治学専攻 博士後期課程(単位取得退学) 1996年4月 - 1998年3月 同志社大学大学院 法学研究科 政治学専攻(修了) 1992年4月 - 1996年3月 同志社大学 法学部 政治学科(卒業) 1989年4月 - 1992年3月 兵庫県立神戸高等学校 普通科(卒業) 委員歴 7 2025年10月 - 2026年3月 名古屋市男女平等参画推進会議(イコールなごや) 委員 2024年4月 - 2026年3月 名古屋大学こすもす保育園運営協議会 委員長 2022年6月 - 2026年3月 名古屋大学学童保育所検討委員会 委員長 2022年6月 - 2024年3月 『GRL Studies』編集委員会 編集委員 2019年4月 - 2022年3月 『社会科学』編集委員会 編集委員 もっとみる 主要な論文 18 山川菊栄における「恋愛の自由」と「自主的母性」-公娼制度、結婚制度、母性の強制に抗する性管理政策批判の展開 林葉子 政治思想研究 (25) 60-85 2025年5月 招待有り 自由廃業運動の全国的拡大と「人権」問題-1900年の娼妓・芸妓の契約をめぐる当事者の闘争を中心に- 林葉子 日本史研究 729 33-47 2023年5月 招待有り 日清・日露戦争期の芸妓たちの慈善活動と戦争協力 林葉子 第26期女性学講演会記録集「戦争とジェンダー:〈日常〉と〈非日常〉を貫く軍事主義と女性の主体性」 26 19-36 2023年3月 招待有り 添付ファイル 自由廃業運動と流行唄-ストライキ節・東雲節を中心に 林葉子 社会科学 51(3) 31-55 2021年11月 査読有り 本稿は,1900年以降に全国的に大流行したストライキ節(東雲節)に関する史料の検証を通じて,娼妓や芸妓にとっての自由廃業運動の意義について考察するものである。 ストライキ節の発祥地については,これまで熊本か名古屋だと論じられてきたが,本稿では,東京が発祥の地であったことを明らかにした。また,先行研究では添田啞蟬坊ら演歌師がストライキ節を流行させたと論じられてきたが,本稿では,演歌師ではなく娼妓や芸妓ら無名の女性たちがストライキ節の流行の主要な担い手であったことを指摘した。 ストライキ節は娼妓や芸妓らによる性の自由を求める表現であり,その声こそが自由廃業運動を根底で支えた原動力であった。 添付ファイル モーリス・グレゴリーの来日と廃娼運動の全国組織・廓清会の発足 ―イギリス・インド・中国・日本を結ぶ社会改良運動史の一断面 林 葉子 キリスト教社会問題研究 (69) 31-60 2020年12月 査読有り 本稿では、イギリスの廃娼運動家・モーリス・グレゴリーの来日(1911〜1912年)に焦点を当て、日本の廃娼運動の全国組織である廓清会が万国廃娼同盟会に加盟した経緯について論じる。特に、グレゴリーが来日の約22年前にクエーカーのクリスチャンとしてインドのボンベイで『アジアの旗』を刊行し始めた頃から、イギリス帝国と日本の近代公娼制度の関係に関心を持ち、それをアジアのイギリス領におけるアヘン取引問題との関連において捉えていたことを明らかにする。 添付ファイル 自由廃業運動と救世軍の日英関係 林 葉子 キリスト教社会問題研究 (68) 35-60 2019年12月 査読有り 本稿では、自由廃業運動の初期の頃の救世軍の日英関係に着目し、同運動における意思決定の経緯や役割分担について明らかにするため、イギリスの救世軍万国本営が発行していた4つの機関誌の日本関係記事を日本側の史料と照らし合わせて検証した。イギリスから来日した救世軍の司令官が日本での婦人救済所設置を決めた背景として、同司令官が来日前に深く関与したセイロン島では、すでに救世軍が婦人救済所を設置していたことを明らかにした。 添付ファイル 明治期の新聞広告にみる〈白い肌〉への憧憬と性病に対するまなざし 林 葉子 ジェンダー研究 (13) 2010年 査読有り 「醜業婦」と「美人」のあいだでゆらぐ芸妓像―東京大正博覧会と大正天皇即位式をめぐる『廓清』の論説を中心に 林 葉子 キリスト教社会問題研究 (58) 77-104 2010年1月 査読有り 添付ファイル 安部磯雄における「平和」論と断種論—男性性の問題との関わりを基軸に— 林葉子 ジェンダー史学 (5) 2009年 査読有り 添付ファイル 女たち/男たちの廃娼運動—日本における性の近代化とジェンダー 林 葉子 大阪大学大学院文学研究科・博士学位論文 2008年 査読有り 廃娼運動への女性の参加と周縁化—群馬の廃娼請願から全国廃娼同盟会設立期まで 林葉子 女性史学 (17) 1-17 2007年7月 査読有り 日清戦争期の女性イメージ—日本キリスト教婦人矯風会における従軍看護婦の位置づけをめぐって 林葉子 同志社法学 (321) 625-647 2007年 添付ファイル 廃娼論と産児制限論の融合—安部磯雄の優生思想について 林葉子 女性学 (13) 94-110 2006年 査読有り 添付ファイル 「廃娼運動家」論・再考—久布白落実と『婦人と日本』— 林葉子 日本学報 (24) 63-84 2005年 査読有り 添付ファイル 〈生活〉と〈歴史〉を結ぶもの—山川菊栄論— 林葉子 同志社法学 (262) 143-201 1999年2月 添付ファイル もっとみる 主要なMISC 32 宋連玉著『植民地「公娼制」に帝国の性政治をみる−釜山から上海まで』の書評会を経て考えたこと 林葉子 朝鮮史研究会会報 (240) 2025年8月 招待有り 書評 宋連玉『植民地「公娼制」に帝国の性政治をみるー釜山から上海までー』 林葉子 歴史学研究 (1060) 54-57 2025年4月 招待有り 【本の紹介】徹底した聞き書きが明示する隔離政策の傷の深さ-福岡安則著『聞き取り もうひとつの隔離-ハンセン病療養所附属保育所に収容された子どもたちの人生』 林葉子 部落解放 (856) 86-87 2024年6月 招待有り 書評:小檜山ルイ著『明治の「新しい女」-佐々城豊寿と娘・信子』 佐々城豊寿と娘・信子の不屈の人生をたどり、近代日本社会の差別構造を炙り出す 林葉子 図書新聞 (3625) 3 2024年2月3日 招待有り 〈女性の穢れ〉と近代公娼制度 林葉子 エトセトラ 9 2023年5月 招待有り 【活動報告】学術講演会「ジェンダー化された帝国日本の周縁 インターセクショナリティの視座から」 林葉子 GRL Studies 5 115-119 2023年3月 添付ファイル 住谷悦治の談話(1975年12月19日) : 「同志社アカデミズム」を中心に : 【解説】「同志社アカデミズム」からキリスト教社会問題研究会へ--「キリスト教的、開拓者的、理想主義的精神の火」の継承のために 林葉子 キリスト教社会問題研究 (70) 1-31 2021年12月 査読有り 添付ファイル 小澤三郎編U. G. マーフィー(モルフィ)関連自由廃業運動史史料(2) ―娼妓・大熊きんの前借金をめぐる貸金請求事件― 林葉子 キリスト教社会問題研究 (70) 149-187 2021年12月 査読有り 本稿は、同志社大学人文科学研究所の小澤三郎旧蔵史料に含まれている自由廃業運動史史料を紹介する連載の第二回目である。今回は、一連の自由廃業訴訟の中でも最も重要な位置を占める娼妓の前借金をめぐる貸金請求事件についての史料の内容を紹介し、当該事件の社会的背景と意義について解説した。 娼妓・大熊きんとその自由廃業を支援する者たちが、彼女の廃業後の前借金返済を請求する楼主に対して、前借金制度は人身売買でありその返還請求が不法であることをどのように示そうとしたのかを明らかにした。 添付ファイル 小澤三郎編U. G. マーフィー(モルフィ)関連自由廃業運動史史料(1) ―マーフィーによる最初の自由廃業訴訟に関する史料と娼妓・佐野ふでの手紙 林 葉子 キリスト教社会問題研究 (69) 91-129 2020年12月 査読有り 本稿は、同志社大学人文科学研究所の小澤三郎旧蔵資料に含まれている自由廃業運動史史料を紹介する連載の第一回目である。「自由廃業の父」と呼ばれたユリシーズ・グラント・マーフィー(モルフィ)が自ら所蔵していた裁判関連史料のうち、今回は、マーフィーが最初に手がけた自由廃業訴訟である佐野ふでの事件についての史料と、佐野の直筆の手紙を紹介し、本事件の概要について解説する。平田平三、木庭利器三、大儀見元一郎、松田順平の本事件への関与についての史料も紹介する。 添付ファイル もっとみる 主要な書籍等出版物 25 제국의 성 관리 역사와 일본군‘위안부’ 문제(帝国の性管理の歴史と日本軍「慰安婦」問題) 하야시 요코, 林葉子, 엮은이 박정애 (担当:共著, 範囲:일본공창제도의 근대화와식민주의(日本の公娼制度の近代化と植民地主義)) 동북아역사재단(東北アジア歴史財団) 2025年12月 未来からきたフェミニスト 北村兼子と山川菊栄 林葉子 (担当:共著, 範囲:恋愛の自由を売らずに生きていくために―廃娼論者としての山川菊栄が主張していたこと) 花束書房 2023年5月 〈性の管理〉の近現代史-日本・ヨーロッパ・アメリカ- 林葉子, 内藤葉子, 橋本信子, 秋林こずえ (担当:共著, 範囲:近代日本の公娼制度と〈性の管理〉;世界史のなかの遊廓-戦前の日本から見た欧米の公娼制度) 同志社大学人文科学研究所 2021年11月 性は、個人的でありながら政治的なものである。人々が誰とどのような性的関係を持つかは、その時代の法によって制限されるが、性の自由を奪う政策に抗う動きも同時に見られた。この連続講座では、性の売買と性病管理政策の問題を中心に、日本、ヨーロッパ、アメリカの〈性の管理〉の歴史について論じた。 戦前の日本では、公娼制度と呼ばれる政策のもとで、性の売買の場は遊廓のみが合法とされ、公娼以外の娼婦(私娼)は厳しい取り締まりの対象となった。本講座では、その近代日本の公娼制度の概要を紹介し、公娼にされた女性たちが遊廓をどのような場として捉えていたかを彼女たちの唄の内容から分析した。(第1回)また、公娼制度下の戦前の日本において、他国の公娼制度が当時の知識人たちにどのように認識されていたかを紹介した。(第2回) 日本の近代公娼制度の問題は、異なる国や異なる時代における〈性の管理〉との比較によって、いっそう明確になる。19世紀末から20世紀にかけて、帝政期ドイツは、性をめぐって多様な言説や運動が現れ、重層的な対立を引き起こしていた時代である。国家や科学の権力は性の領域でどのように作動したのか。またそれに対してどのような対抗的動きが現れたのかを明らかにした。また、ハプスブルク帝国の中心的都市における娼婦や娼家の様子、売春に対する社会の主流の考え方を紹介し、第一次世界大戦後に、帝国の崩壊に伴って誕生した新生国家チェコスロヴァキアでみられた劇的な状況の変化の原動力が何であったかを検証した。第二次世界大戦後からアジアに駐留してきた米軍の動きは日本とも関係が深いが、米軍が韓国政府とともに基地周辺の「基地村」の性産業を管理した経緯と、「基地村」の女性たちの経験について紹介し、米軍よる〈性の管理〉について考察した。(第3回) 「戦後民主主義」の歴史的研究 出原政雄, 望月詩史, 金井隆典, 平野敬和, 田澤晴子, 福家崇洋, 梶居佳広, 大園誠, 宮下祥子, 井上祐子, 林葉子 (担当:共著, 範囲:第10章 買売春問題と戦後日本の民主主義-売春防止法制定をめぐる国会と地方議会での議論を中心に) 法律文化社 2021年3月 ハンドブック近代日本政治思想史 幕末から昭和まで 長妻三佐雄, 植村和秀, 昆野伸幸, 望月詩史, 桐原健真, 小寺正敏, 岡安儀之, 田中友香理, 瀧井一博, 鈴木啓孝, 岡佑哉, 林葉子 (担当:共著, 範囲:「平塚らいてう(1886〜1971)と『青鞜』-セクシュアリティを語り始めた「新しい女」たち」「山川菊栄(1890〜1980)-日本におけるジェンダー政策論の原点」) ミネルヴァ書房 2021年2月 (ISBN: 9784623089338) 慈愛と福祉 岡山の先駆者たち 2 小松原貢, 室田保夫, 林葉子, 杉山博昭, 更井哲夫, 井村圭壮, 本間律子, 黒住宗晴, 阪本文雄 (担当:共著, 範囲:「山室軍平と廃娼運動-日英関係史の視点から」) 公益財団法人山陽放送学術文化財団 2020年6月 キリスト教信仰に基づく女性支援の歴史-かにた婦人の村の半世紀(人文研ブックレット No.64 : 第94回公開講演会 講演録) 林葉子, 天羽道子, 横田千代子, 木原活信, ディート レギーネ (担当:編者(編著者), 範囲:〈最も小さい者〉として、共に生きる志-かにた婦人の村の思想と実践) 同志社大学人文科学研究所 2020年2月 女性と闘争-雑誌「女人芸術」と一九三〇年前後の文化生産 飯田祐子, 中谷いずみ, 笹尾佳代, 呉佩珍, 張文聰, 李恵鈴, 孫知延, 飯田祐子, 加島正浩, 笹尾佳代, サラ・フレデリック, 星野幸代, 林葉子 (担当:共著, 範囲:内なる娼婦差別を描き出すこと――若杉鳥子「古鏡」の深淵) 青弓社 2019年5月 (ISBN: 9784787234537) 開く日本・閉じる日本-「人間移動学」事始め 林葉子, 青木直子, 和田章男, 下境真由美, 斎藤理生, 鏡山智子, 東野将伸, Kenji Tsutsumi, David Chiavacci (担当:共編者(共編著者), 範囲:「はじめに」、第5章) 大阪大学文学研究科・発行 2017年12月 (ISBN: 9784908326035) 〈人の移動〉に関連するテーマに取り組む日本研究者が、学際的共同研究の可能性を探る場として開催した「グローバル日本研究国際シンポジウム 開く日本・閉じる日本―「人間移動学」事始め」の成果論文集。 性を管理する帝国―公娼制度下の「衛生」問題と廃娼運動 林 葉子 大阪大学出版会 2017年1月 (ISBN: 4872595602) 日本における公娼制度とその存廃をめぐる議論の歴史を、徹底的な史料の裏付けのもとに再検討、学術的に、世界史的な視野から捉え直した。近代公娼制度が帝国の軍隊を維持するための性病対策であったことを重視し、それに関する「衛生」論が、階層を問わず、当時の人々に広く浸透していった経緯を明らかにした。廃娼運動が進められていく過程で形作られた家族観や、娼婦への人権侵害に関する議論の時代的変化についても詳述した。 男女別学の時代ー戦前期中等教育のジェンダー比較 小山静子, 土屋尚子, 林葉子, 土田陽子, 今田絵里香, 石岡学 (担当:共著, 範囲:第三章 生理衛生教科書に見る人体の表象―「人種」と性差の男女別教育) 柏書房 2015年7月 (ISBN: 4760146180) 戦前の日本の中等教育において、人体についての知識がどのように教えられていたのかを、明治期以降、敗戦までに発行された88冊の生理衛生教科書を史料として検証したものである。男子用の教科書では「人種」の違いが、女子用の教科書では性差が、それぞれ強調される傾向にあったことを明らかにした。また、その「人種」や性差の優劣を測る指標自体が歴史的に変化し、本質主義的な人体観が定着していった過程を示した。戦争による帝国の拡大を時代的な背景として、人体をめぐる科学教育が政治的な意味を持っていたことを明らかにした。 女たちの満洲―多民族空間を生きて― 生田美智子, 藤原克美, 阪本英昭, 中嶋毅, ハリン・イリヤ, 林葉子, 伊賀上菜穂, メリニコワ・イリーナ, 深尾葉子, 花井みわ (担当:共著, 範囲:第6章 『満洲日報』にみる〈踊る女〉 満洲国建国とモダンガール) 大阪大学出版会 2015年4月 (ISBN: 4872594320) 本稿は、満洲で最も影響力の強い新聞であった『満洲日報』を史料として、満洲国建国前後の満洲に移動した「モダンガール」(〈踊る女〉)の表象の変遷について分析したものである。本稿のねらいは、満洲国が掲げた「五族協和」の理想と、満洲に移動した人々の暮らしの実態との乖離を、史実に即して具体的に示すことである。ダンスは、当時の満洲のハイブリッド性を象徴する文化であり、ダンス排撃運動が広まった経緯をたどることによって、日本人社会が排外性と「国粋」主義を強めていった過程を明らかにした。 戦後日本思想と知識人の役割 (同志社大学人文科学研究所研究叢書) 出原政雄, 赤澤史朗, 平野敬和, 萩原稔, 望月詩史, 長妻三佐雄, 田中和男, 根津朝彦, 織田健志, 林葉子 (担当:共著, 範囲:「第14章 公娼廃止後の廃娼運動ー売春防止法制定過程における女性議員の役割ー」) 法律文化社 2015年1月 (ISBN: 4589036509) 敗戦後、日本の歴史上初めて国会に登場した女性議員たちによって売春防止法が制定されるにいたった経緯を、『全日本婦人議員大会議事録』と国会議事録を主たる史料として検証した。売春防止法が制定された1956年は「婦人参政10周年」であったが、女性議員は国会の少数派であるため、売春防止法を成立させるために、重要な論点においても妥協を重ねることになった。本稿では、その経緯を明らかにし、売春防止法の意義と限界について、歴史的な観点から指摘した。 もっとみる 講演・口頭発表等 53 信念に生きた女性たち 女性労働者の権利確立のために・山川菊栄 林 葉子 大阪市男女共同参画センター西部館・セミナー「信念に生きた女性たち」 2002年10月19日 招待有り 〈他者〉はいかにして排除されるか——戦間期日本の女性をめぐる議論から 政治思想学会 2000年5月 山川菊栄研究にみるジェンダーバイアス 日本女性学会 1999年 «12 主要な教育業績(担当経験のある科目) 15 女性学 (神戸女学院大学) 女性史 (甲南女子大学) 基礎セミナー:ジェンダー・セクシュアリティと近現代社会 (名古屋大学) 歴史学特殊講義 (神戸市外国語大学) ジェンダー学 (名古屋大学) ジェンダー・セクシュアリティと市民社会 (同志社大学) 教育文化学演習 (同志社大学) 人文・社会科学からみた共生 (同志社大学) 人権教育論 (同志社大学) 日本学演習 (大阪大学) 女性学・男性学 (京都文教大学) 学際領域研究入門 (大阪大学) もっとみる 主要な所属学協会 9 「女性・戦争・人権」学会 イギリス女性史研究会 歴史学研究会 政治思想学会 ジェンダー史学会 European Association for Japanese Studies Association for Asian Studies 日本史研究会 「宗教と社会」学会 もっとみる 共同研究・競争的資金等の研究課題 12 植民地公娼制度形成史の実証的研究―九州と朝鮮半島の間の人の移動に着目して 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2026年4月 - 2031年3月 林 葉子, 中谷 いずみ, BAE Sangmi 近代日本の炭鉱・監獄・遊郭・ハンセン病施設での労働のインターセクショナリティ研究 日本学術振興会 科学研究費助成事業 2023年4月 - 2026年3月 徐 阿貴, 金 貴粉, 林 葉子, 長谷川 和美 帝国の人身売買問題と廃娼派キリスト教徒のグローバルなネットワーク 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2022年4月 - 2026年3月 林 葉子 ジェンダー化された帝国日本の周縁 インターセクショナリティの視座から 名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ ジェンダー研究集会助成金 2022年5月 - 2022年12月 国際的な人身売買禁止運動と近代日本の買売春政策 日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 2018年4月 - 2022年3月 林 葉子 もっとみる 学術貢献活動 3 文部科学省 科学技術人材育成費補助事業 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型) 企画立案・運営等 名古屋大学 2023年10月1日 - 2026年3月31日 実施担当者 ブックセミナー「未来からきたフェミニスト 山川菊栄と再会する」 企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等 名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ 2023年10月22日 - 2023年10月22日 添付ファイル GRLブックセミナー『ジェンダー研究が拓く知の地平』 企画立案・運営等, パネル司会・セッションチェア等 名古屋大学ジェンダー・リサーチ・ライブラリ 2023年9月22日 - 2023年9月22日 添付ファイル 主要な社会貢献活動 11 講演「声をあげ、変化をつくる ~意思決定の場に女性がいる社会のかたち~」 講師 イーブルなごや(名古屋市 男女平等参画推進センター・女性会館) 女性会館R7後期「国際的な視点で学ぶ 男女共同参画と社会の未来」第5回 2026年2月27日 講演会「「男女共同参画」って何だろう?-高校生の暮らしの中から考える-」 講師 学校法人愛知享栄学園栄徳高等学校 栄徳高校 「男女共同参画社会の推進」のための講話 2024年11月14日 女性も働きやすい世界へ GGI世界118位の現状をふまえて パネリスト NPO法人 高齢社会をよくする女性の会 第43回 高齢社会をよくする女性の会 全国大会 in とよた 2024年10月27日 子育てから広がった世界(コラム) 分担執筆 全国ダイバーシティネットワーク 全国ダイバーシティネットワークOPENeD 2024年3月6日 講演会「なぜ日本は「性産業大国」といわれるのか 近現代日本の性管理政策との関連を中心に」 講師 とよなか男女共同参画推進センターすてっぷ 生きるための「なぜ?」を考えるフェミニズム連続講座 2022年10月9日 添付ファイル 講演会「救世軍の初期の婦人保護の歴史とその意義」 講師 社会福祉法人救世軍社会事業団 救世軍婦人寮 救世軍婦人寮創立70周年講演 2021年11月3日 ハラスメントが生じにくい環境を作るには~性暴力とその防止活動の歴史からわかること~(人権教育啓発講演会) 講師 京都産業大学人権センター 2020年11月25日 DVD制作協力、解説「野上弥生子-小説と婦人運動家たち Women Pioneers―女性先駆者たち」 編集, 企画 大阪府男女共同参画推進財団 2011年7月 英語・日本語音声 出演: 野上弥生子, 縫田曄子 DVD制作協力および解説: 林葉子 インタビュー収録: 1976年 DVD制作協力、解説「市川房枝と婦人参政権のあゆみ Women Pioneers―女性先駆者たち」 編集, 企画 大阪府男女共同参画推進財団 2011年7月 英語・日本語音声 出演: 市川房枝, 縫田曄子 DVD制作協力および解説: 林葉子 インタビュー収録: 1975年 もっとみる メディア報道 4 探究の扉 ジェンダーフリーなトイレマークって? 中日新聞社 中日新聞 2023年7月1日 新聞・雑誌 「救世軍」山室軍平の生涯を追想 シンポ・慈愛と福祉の先駆者たち 山陽新聞 2019年7月27日 新聞・雑誌 シンポで山室軍平の功績語り合う 救済考え続けた「社会鍋」活動 山陽新聞 2019年6月6日 新聞・雑誌 女性先駆者:市川房枝ら10人のインタビュー、DVDに 毎日新聞 2011年8月1日 新聞・雑誌