竹田 陽子, 渡沼 玲史, 丸茂 美惠子
情報処理学会研究報告. 人文科学とコンピュータ研究会報告 2009(5) 1-8 2009年5月16日
本研究では情報技術が論理としての言語では表現できないが実践できるようになる過程 「暗黙の理解」 をどのように支援できるかを探るため,自分自身の舞踊がモーションキャプチャ計測された経験のある日本舞踊指導者と学習者に,日本舞踊の教育,習得におけるモーションキャプチャの利用可能性についてインタビューを実施した.回答者のコメントから,モーションキャプチャは学習者が試行錯誤し,自分なりのやり方を発見していく過程において,新しい視点を喚起するという役割を担い得ることを見いだした.