研究者業績

マクレガー ローラ

ローラ マクレガー  (Laura MacGregor)

基本情報

所属
学習院大学 国際社会科学部 国際社会科学科 教授

J-GLOBAL ID
200901042348811919
researchmap会員ID
5000019148

論文

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MISC

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  • マクレガー ローラ, ニスカネン エイヤ
    言語 文化 社会 11 75-113 2013年3月  査読有り
    日本における映画祭に関する研究で英語による研究はこれまでのところほとんど行われていない。本研究ではその欠陥部分を補うとともに、日本における映画祭がどのように企画運営されているのかについて詳細に調査することを目的とする。本研究では日本で行われた映画祭に関する調査の第一部として8つの映画祭について検討するが、本論ではそのうち、ぴあフィルムフェスティバル、山形国際ドキュメンタリー映画祭、札幌国際短編映画祭、沖縄国際映画祭の4つの映画祭について報告する。報告内容は次のとおりである。(i)映画祭の歴史、テーマ、コンセプト(ii)映画祭の企画および構成(iii)資金(iv)プログラミング(v)観客と発券業務(vi)宣伝と販売方法(vii)報道機関による報道。この4つの映画祭に限ってみても、その広がりや規模においてさまざまな様相を呈しているが、共通しているのはおそらく、企画運営者たちの熱意、興味深い映画の探求、そして将来的に映画祭が直面する課題であろう。資金面で運営が継続的に可能か、映画製作媒体や製作状況の変化に対応していけるか、国内外において映画を公開することによって上映された映画と同様に聴衆の国際化、すなわち、海外からの聴衆を増やすことにつながるのかなど、課題は多岐にわたっている。
  • マクレガー ローラ
    言語 文化 社会 9 115-125 2011年3月  
    本稿では、バスター・キートン(Buster Keaton)が製作した無声映画の後期作品の内、『キートンの大列車追跡』(1927)を中心に、長編喜劇映画について分析を行った。まずは、映画製作と上映、さらに美意識に対する当時の社会や産業上の要求などを考慮に入れながら、喜劇ジャンルの発展という観点からこの作品の重要性について論じた。前半部では、以上のような要求について概略を述べ、多くの例を挙げながら、この作品の喜劇的要素が当時の要求に応えている点を説明した。本稿の後半部では、この作品の真価を明らかにするために、当時の批評家や観客たちの意見を通して、『キートンの大列車追跡』に対する一般的評価について考察を行った。長編喜劇映画というジャンルに対する1920年代の文化および産業上の要求をこの作品は満たしてはいるが、キートンも作品も共に、正当な評価を受けることはなかったという結論を最後に示した。
  • MacGregor Laura, 海老沢 賢史
    言語・文化・社会 8(8) 151-199 2010年3月  査読有り
  • マクレガー ローラ
    言語 文化 社会 6 1-39 2008年3月  
    この論文は日本における広告を調査し、40 年間(1960-2000)のその文化の傾向を分析する。TCC 年鑑(1963-2001)から10 年ごとにそれぞれ約300 の広告を集めた。期間が長いので、この論文では1960 年代と1990 年代の広告を比較した。人物を扱った広告をランダムに約300 集めたが、1960 年代は雑誌広告のみで、1990 年代は雑誌広告とテレビ広告がある。調査の目的は1. 広告では、どのような文化的価値観と信念が表現されているか。2. このような文化的価値観と信念がどのように表現されているか。3. 当時の日本のライフスタイルや信念について、どう述べているか。この後、各年代を比較し、日本の社会の出来事を学ぶため、当時の日本の社会についての資料を調査することが必要となった。
  • 早坂 信, マクレガー ローラ, 中島 和郎, 大森 裕二
    言語 文化 社会 6 139-184 2008年3月  査読有り
    In this project, long reading passages of 2004-2006 English entrance examinations for eight private universities including Gakushuin were analyzed for length, vocabulary level, readability, type of question, topic, keyword and text type and compared with the National Center Test. The exams were selected from the four standard faculty types found in many universities ―law, economics, letters, and science ― and examined according to these faculties. Results showed first that the exams for private universities were more difficult than the Center Test. Second, the topics and keywords used for the exams were somewhat different from faculty to faculty. Finally, general information texts (ronsetsubun)were frequently found in the exams of all four faculties as well as in the Center Test.
  • 熊井 信弘, 早坂 信, 馬渕 昌也, 大澤 顕浩, 加藤 耕義, 高柳 信夫, 堀内 ゆかり, フィリップ ブラウン, 水野 雅司, マクレガー ローラ
    学習院大学計算機センター年報 28 40-47 2007年  
  • 熊井 信弘, 早坂 信, 馬渕 昌也, 大澤 顕浩, 加藤 耕義, 高柳 信夫, 堀内 ゆかり, フィリップ ブラウン, 狩野 智洋, 水野 雅司, マクレガー ローラ, 岡田 聡宏
    学習院大学計算機センター年報 27 32-39 2006年10月  
  • マクレガー ローラ
    言語 文化 社会 4 33-48 2006年3月  
    映画のクリップ(一場面)は外国語の授業には有効な教材である。言葉の使い方や、その国の社会や文化をいきいきと描写し、時間が短いので効率よく利用できる。このクリップと同じ種類のものに映画の予告編があり新作映画の予告をテレビや映画館で放映する。予告編は普通60-150秒の長さである。世界で売られている商品・サービスの宣伝と同じように、映画の予告編は放映する国によって一部(または全部)内容を変えることが多い。例えば、ハリウッド映画の予告編の日本版は、日本人を引きっけるために、言葉や文化の相違を考慮して新しく作られるか、少なくとも一部編集されるのが普通である。この論文は、原作の予告編と日本版を比較し、言葉と文化の違いを授業で教える方法を紹介するのが目的である。ここでは、The Migh ty(1998年米国作のドラマ)の2っの予告編を授業でどう取り上げるかを考察する。
  • 熊井 信弘, 早坂 信, 馬渕 昌也, 大澤 顕浩, 高柳 信夫, 堀内 ゆかり, 狩野 智洋, 水野 雅司, マクレガー ローラ, 岡田 聡宏
    学習院大学計算機センター年報 26 35-43 2005年11月  
  • 熊井 信弘, 早坂 信, マクレガー ローラ, 岡田 聡宏
    学習院大学計算機センター年報 26 142-146 2005年11月  
  • マクレガー ローラ
    言語 文化 社会 3 61-87 2005年3月  
    映画は言語、状況、そして全体的な映像の刺激と娯楽を英語の教室に提供するが、これは他のメディアではできないことである。映画は、話し言葉と書き言葉の能力を高め、語彙を増やし、議論や学生のプレゼンテーションや他の創造的プロジェクトを活性化する。さらに長編の映画を全部見せることで、学生は社会的人間的諸問題を考え、批評眼を養い、文化的違いを知るようになる。 授業でどのような映画を見せるかはむずかしい選択である。学生が喜ぶ映画はどれか?学習目標に役立っ映画はどれか?言語や内容が適当な映画はどれか?一般に授業にふさわしい映画は、ストーリーがはっきりしており、人物がよく描かれ、物語の展開があるものである。ストーリーに合った明快な言語で、学生が見るのに適した内容である。また、教師がその映画が好きで、学生に見せる価値があると思うものでなければならない。 本論文では映画The Mightyを、大学レベルの英会話・4技能育成クラス(少人数クラス及び大人数クラス)で見せるときの指導方法を述べている。映画を見る前の練習、鑑賞中の練習、及び見た後の練習を紹介し、他の映画にも簡単に応用できるようになっている。英語の授業で長編映画を見せることを勧めたい。
  • 熊井 信弘, 馬渕 昌也, 加藤 耕義, 高柳 信夫, 堀内 ゆかり, 大澤 顯浩, フィリップ ブラウン, 狩野 智洋, 水野 雅司, マクレガー ローラ, 岡田 聡宏
    学習院大学計算機センター年報 25 79-90 2004年12月  
  • マクレガー ローラ
    言語 文化 社会 2 139-160 2004年3月  
    本研究の目的は、平成11-15年(1999-2003)の5年間にわたる学習院大学入学試験(英語)の内容読解問題の問題文のレベルを検討することであり、その際に比較される対象は、マークシート問題と英文和訳問題の難易度である。 本学では、英文読解が高校教育課程の根幹であるとの前提のもと、他の出題形式は年度により変更があるのに対し、2題の内容読解問題は毎年必ず出題されている。このことは、内容読解問題の得点が総得点の半分以上を占めるという事実と合わせて見た場合、本学の入学試験において、英文の「読解」がいかに重視されているかを裏付けるものである。故に、内容読解問題の作成において、受験者の水準に適切な英文を用意することには、細心の注意を払う必要がある。 本研究における調査項目は以下の通りである。 (i)平成11-15年の内容読解問題の問題文の難易度レベルはどうであるか。 (li)その難易度レベルは、マークシート項目の難易度レベルと比較してどうで あるか。 (血)その難易度レベルは、英文和訳問題の難易度レベルと比較してどうである か。 さらに、論文の末尾に、今後の内容読解問題用英文の難易度レベルと設問項目についての私見を付す。
  • マクレガー ローラ
    言語 文化 社会 1 103-118 2003年3月  
    本稿では、G-TELP Test Leve12の信頼度にっいて調査を行う。 G-TELPTestとは、サンディエゴ州立大学が開発し、維持・管理を行っている基準参照英語技能試験である。2002年4月、学習院大学インテンシヴ・コースの選抜試験として、G-TELP Testが237名の学生に対して実施された。記述分析及び項目分析を通して学習院大学の試験データを調査することによって、項目の適切度及び試験としての信頼度の判定を行い、最後にプレイスメントテストとしての適性にっいて結論を出したい。 記述分析では、どのセクションを見ても正規分布は認められなかったため、G-TELP Testが正常に機能していないということが明らかとなった。項目分析では、24%の項目(ほとんどが文法に関する項目)が極めて不適切であるということが明らかとなった。.85という信頼度係数は、比較的低いものである。したがって、インテンシヴ・コースの履修者を決定するという重要な作業を行うためには、G-TELP Testは、不適切な手段であると言わざるを得ない。 プレイスメントテストを決定する際には、費用、手間、結果がでるまでにかかる時間等の様々な要因が関わってくるが、正確な結果が得られる適切な試験を選ぶことが肝腎である。本稿の研究で明らかなように、G-TELP Testには数多くの問題点があるため、今後の試験には、より適切で、信頼性の高いものを選ぶ必要があると思われる。

書籍等出版物

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共同研究・競争的資金等の研究課題

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