Faculty of International Social Sciences

川本 淳

カワモト ジュン  (Jun Kawamoto)

基本情報

所属
学習院大学 経済学部 経営学科
学位
修士(経済学)(東京大学)
博士(経済学)(東京大学)

J-GLOBAL ID
200901039923245784
researchmap会員ID
1000165808

MISC

 21
  • 川本淳
    會計 172(1) 25-39 2007年  
  • 鈴木大介, 川本淳
    経済論集(学習院大学経済学会) 44(2) 117-146 2007年  
    本稿では,企業会計の根底にある考え方と,従業員ストック・オプション会計の根底にある考え方との関係を論理的に明らかにする作業の一環として,従業員ストック・オプションの費用の期間帰属と測定の決定要因を検討する。そのため,まずは従業員ストック・オプションの効果と影響を確認する。そのうえで,労働サービス費消説,現金報酬準用説,希薄化説という,3 つの従業員ストック・オプションの費用認識の根拠を確認し,それぞれの根拠から,費用の期間帰属と測定を考察する。そこでは,付与時,権利確定時,清算時の各1 時点で費用認識する見解,対象勤務期間に費用認識する見解,費用認識以降に再評価を施す見解について検討している。こうした検討から,それぞれの費用認識の根拠はもとより,従業員ストック・オプションにかんする報酬の期間帰属や測定の技術的問題,概念フレームワーク,さらには従業員ストック・オプションのリスクといった点が,少なくとも,従業員ストック・オプションの費用の期間帰属と測定の決定に影響をあたえていることが明らかにされる。なお,Appendix には,本文で詳述しなかったものの,考察の基礎となった試論のいくつかが収められている。
  • 川本淳
    経済論集(学習院大学経済学会) 43(3) 283-293 2006年  
  • 川本淳, 山田順平
    経営と制度 (3) 2005年  
  • 川本淳
    企業会計 56(1) 42-48 2004年  

書籍等出版物

 3

所属学協会

 1

共同研究・競争的資金等の研究課題

 2