赤松直樹, 韓貞烈, 蒲英, 竹内亮介, 邸騰箴, 劉蜀ミン, 末野正訓, 濱岡豊
三田商学研究 58(1) 83-102 2015年4月
資料挿表Prahalad(2004)によって, Bottom of the Pyramid(BoP)の重要性が指摘される一方で, ビッグデータへの注目と期待が集まっている。Data for Developmentというプロジェクトは, これらを統合したものであり, アフリカ諸国における匿名化モバイル通信データを提供し, 各国の経済発展に寄与する知見を得ることを目的としている。我々は, セネガルについてのデータが提供されたD4D challenge 2015に参加した。これに関して先行研究をサーベイし, セネガルを概観した。その結果, BoP概念は実務だけでなくマーケティングにおける概念レベルにも影響を与える可能性があること, セネガルにおいてもモバイル通信の普及率が87.5%に達していることなどが明らかとなった。